■catalinbread
Talisman Ghost
幻想的なスプリングリバーブトーン
シンプルなスプリングリバーブとは異なり、いわゆるサーフ系と呼ばれているところに欲しいディケイよりももっと深く濃く残ります。
EQDのGhost Echo Reverbと同じところにカテゴライズさせるのが正解なリバーブペダル。
「出た音の余韻が残る」と言うよりは、「ほぼ音がもう1体現れて居座る」様な余韻。
電源が9Vから上は18Vまで入力可能で、上記の所感は9V時のもの。
18Vで使用すると、現れたもう1体がディティールを取っ払ってディケイの背景に溶け込み、いる雰囲気だけはありありの形を追えないゴーストになります。
(⇒何の事を言ってるのかわからないのは承知の上で書いてますが、試すと「あっ、この事ね」みたいな感じでわかって貰えると思っています)
面倒な説明で言いますと、「ステージでリバーブをかけたアコギの音が、アンプから出る実際のエフェクトの現象としてのリバーブと、その出た音が会場やステージの壁、床、天井に跳ね返って加わった空気の現象としてのリバーブが1本のマイクに合わさって入ってきた複雑な残響感が乗った音みたいな音」と言う感じでしょうか。
中々この辺りをトライされる方が少ないので、あらためましてお見知り置きを。