EVHのシグネイチャー・アンプ5150の正統後継機6505をサイズダウン!!
PEAVEY「6505MH」をご紹介致します。
1990年代以降の彼のギタートーンを作り上げ、モダン・ハイゲインアンプの先駆けとして多大なる影響を与えてきたPEAVEY5150。掲げるナンバーが6505へと変わった今でも5150の正統後継機として、上質なアンプ・ディストーションを現代に継承しています。
6505MHは、そんなPEAVEY6505を20Wまでサイズダウンしながら、アッテネートスイッチやヘッドフォンアウトを搭載し、2020'sのギタリストのスタイルに適合したモデルです。
RYTHM/LEADの2チャンネル仕様、3バンドEQにRESONENCEとPRESENCEを備えた、フルサイズのレイアウトをそのまま引き継いだフロントパネルに、本機ではリバーブが追加採用。
また、本家5150/6505を代表する強烈なディストーションは、搭載された5本のプリ管がもたらす大型アンプならではの設計アイデアでしたが、6505MHは小さなボディサイズにプリ管12AX7を3本搭載。80年代のHR/HMを彩った改造マーシャルのザクザクとした歪みの切れ味とは異なり、ジュワジュワと溢れるゲインの総量で迫っていく、5150が切り開いた90年代以降の新たなディストーションの息吹を追体験出来るような迫力です。リードプレイに欠かせない自在なサスティーンと、速いパッセージでも怖さを一切感じさせない歪みの装甲。当店取り扱いのENGLと近いキャラクターを有しますが、PEAVEYはローエンド ハイエンド共に硬すぎず弾けないダーティーで憂いのあるトーンが特徴的です。
(つい先日、フルサイズ120Wの6505が中古で入荷しましたので、ぜひこちらもご注目下さい!!)
また、6505MHにはマイクシミュレートを搭載したXLR端子とUSB端子があるため、IRやキャビネットシミュレーターを通さずともそのまま録音が可能。USB接続に至っては、専用ドライバーも必要なくPCにそのまま繋ぐだけでDAWソフトへの録音ができ、真空管アンプ実機の質感を簡単にPC上で扱うことが出来ます。
動画ではXLR端子から直接オーディオインターフェイスに繋いで録音をしてみました。ケーブル1本で簡単に取り出せる、6505のハイゲインセッティングをご堪能下さい!!