2018年に発売となったNord Electroシリーズの6代目。サイドパネルは5世代目までは艶ありでしたが、6になり艶消しのマットな仕上げへと変更になりました。
実用性、可搬性、操作性のあらゆるバランスの取れたハイエンドなキーボードとなっております。
61鍵盤のウォーターフォール鍵盤を搭載した「Nord Electro 6D 61」、73鍵盤のウォーターフォール鍵盤を搭載した「Nord Electro 6D 73」、73鍵盤のハンマーアクション・ポータブル鍵盤を搭載した「Nord Electro 6D HP73」の3つのラインナップとなっています。
ピアノをメインに演奏される方はHP73がオススメです。
Nord Electroシリーズは特にピアノ・エレピ・オルガンのプレイングにオススメのモデルとなっています。
ピアノの音は「電子ピアノくささ」みたいなものがなく、そこに本物のピアノがあるかのように感じられると思います。
またNord Piano Libraryに対応しており、インターネットあらのダウンロードと専用のソフトウェアを通じてNord用のピアノ音色をお好みのものに入れ替える事が可能。
エレピの種類も豊富で、オルガンに関してはドローバーやアンプシミュレーターによる本格的な音作りが可能となっています。
ピッチベンドやモジュレーションホイールは搭載されておらず、またシンセサイザー等のいわゆるモノフォニックに対応していないので、その点は注意が必要です。
当然オールジャンルで使えますが、特にオススメなジャンルとしてはファンクやジャズ等で抜群のパフォーマンスを発揮すると思います。