ところで、ですが
皆様先日のLiveShoppingは観て頂けましたでしょうか
実はわたくし動画や生配信に出たことが無かったので、今回が初めてでした
なかなかうまく回らないところもありましたがご愛嬌ってことで。。。許してくださいな
普段趣味でやっている生配信なんかとは緊張感が段違いでしたね、周りに沢山人がいるので
え?普段から何かやってるのかって?
それはいいじゃないですか、まぁ。
というわけで番組内ではWampler社のペダルを紹介したわけですが、なかなかどうして時間内に全ての機能を紹介するには至りませんでしたので、補足という形で改めて記しておこうかと思いますよ。
今回はまずLiveShoppingでもメインでご紹介した
【Catacombs】
なかなか小さいんですが、相当多機能に仕上がってます。
実際のサイズ感なんかは配信アーカイブを見て頂けるとより分かりやすいかと。
大前提としてこちら、ディレイ&リバーブの複合ペダルです。
入っているディレイ/リバーブの種類。全貌はこちら!↓
【ディレイ】
■ANLG – ANALOG STYLE DELAY
1980年代に誕生したコンパクト・ディレイペダル「BOSS DM2」の温かく滑らかなクラシック・アナログ ディレイをベースにWampler社が独自の改良を加えたディレイサウンド
■BBD – BUCKET BRIGADE DELAY
ビンテージの「Electro-Harmonix Memory Man」からインスパイアされた”BBD素子”特有のフィードバックサウンドと温かみのあるディレイサウンド
■FTE – WAMPLER ‘FAUX TAPE ECHO’
惜しまれながらも生産完了品となったWampler Pedals 「FAUX TAPE ECHO」のように、デジタルディレイ回路に単にコーラス効果を追加するだけではない本物のテープディレイユニットのような反応が得られるディレイサウンド
■SPC – ECHO-SPACE DELAY
テープ・エコーの名機 「Space Echo」 「Maestro」 「Echoplex」 のサウンドをBrian Wamplerが融合とアレンジを行い、磁気テープが劣化した際の”ワウ&フラッター効果”から生まれる特有の低域〜中域に厚みのある豊なディレイサウンド
■TAPE – MECHANICAL / TAPE DELAY
ロックミュージック史の名盤の中で多く使用された「Binson Echorec」のマルチヘッド・テープ・ディレイサウンドをエミュレートしながらも、Wampler 独自のフィルタリングとサチュレーションスタイルのモジュレーション効果を加えたディレイサウンド
■DIGI – DIGITAL DELAY
レコーディングスタジオなどで使用される定番のラックユニット型デジタルディレイ「TC Electronics 2290Dynamic Digital Delay」のクリアで正確かつ存在感のあるデジタル・ディレイサウンド
■Iconic Reverbs
クラシカルなアナログ・リバーブサウンドから電子的でスタジオ・クオリティの5つのリバーブ・プログラムは、スプリングユニットの振動利用した温かみのある Spring Reverb から、部屋や会場の規模感によってサイズ感の異なる残響音をエミュレートした Room Reverb や Hall Reverb 、スタジオレコーディングでは定番の Plate Reverb までバリエーション豊富にお楽しみいただけます。
更にエフェクティブでより存在感のある「Simmer Reverb」は、外部エクスプレッションペダルを用いることで特有の世界観を表現できます。
【リバーブ】
■SHMR – SHIMMER REVERB
まるで異世界にいるような幻想的で豊な”アンビエント・リバーブサウンド”
外部エクスプレッションペダルを使用することでシンフォニックな世界観を表現可能
■PLT – PLATE REVERB
スタジオ・レコーディング等でも定番のブライトで音の立ち上がりが早く、ギターリストから人気の高いナチュラルなリバーブサウンド
■SPR – SPRING REVERB
実際に金属のスプリングに音声信号を通しその共鳴でリバーブを生成する”スプリング・リバーブ”を再現した”トゥワンギー”なリバーブサウンド
■ROOM – ROOM REVERB
小規模の部屋やスタジオなどの狭い密閉空間で演奏している際に得られる、短くタイトな残響音が特徴のギターサウンドに馴染みやすいリバーブサウンド
■HALL – HALL REVERB
大きなコンサートホールなどで演奏している際に得られる、広がりのある壮大でドラマティックなリバーブサウンド
と、いう事でございましてディレイについては基本的にWampler創始者の実際に所有している実機などを基にしたアナログディレイ+クリアで使いやすいデジタルディレイの計6種
リバーブについては基本のプレート/スプリング/ルーム/ホールにシマーを追加した計5種となっております。
左側のスイッチを長押しするとALTモードに入り、水色文字のパラメータをいじることが出来ます。
※SHIMMERのパラメータについてはSHMRリバーブを選択時にのみ機能します。
MOD DEPTH/MOD RATEについてはディレイがONの時にのみ機能します。
また、筐体上部についているROUTINGスイッチによってリバーブ/ディレイのパラレル(並列)とシリーズ(直列)を切り替えることが出来、シリーズモードの時はディレイとリバーブの順番を入れ替えることも可能です。
さらにディレイとリバーブを別々に出力することも可能なので、2台のアンプを使って片方へディレイ、片方へリバーブを送ることなんかも出来ちゃいますね。
多才すぎるだろ。
筐体に保存できるプリセット数は驚異の128プリセット
MIDIを使えば128プリセットを自在に呼び出すことが可能で、本体の操作だけでも最大8つのプリセットを切り替えることが可能となっております。
さらに、TrueBypass(TRAILS OFF)/ Buffered Bypass(TRAILS ON)の切り替えも可能なのでお好みにやプレイスタイルに合わせて設定できます。
※TRAIL機能とは、エフェクトをオフにした際、ディレイやリバーブのサウンドを残すか、バッサリ切るかの設定です。
TRAIL ONの状態で、エフェクトをオフにしても最後に弾いた残響音が残ります。
ここまで多くの機能が付いているのに、小さい
しかも最近の複合系空間エフェクターによくあるディスプレイなどは一切なし。
ここについては賛否両論ありそうですが、スイッチとツマミのみのアナログ的で直感的な操作感なので、デジデジした製品は使い方が難しくて。。。という方にも非常にオヌヌメ
ちょっとしたポイントですが、MODノブを回すことでディレイ音に対してモジュレーション(揺れ)の効果を足すことが可能なので、まるでプラスでコーラスをかけているかのようなサウンドを作ることも…
さて、めちゃくちゃ長くなって論文みたいになってきてしまいましたのでこの辺りで
是非先日のikebe LiveShoppingと合わせましてCatacombsの魅力に触れてみてください
私はこれ、最近勉強し始めたのですがかなーーーーり欲しくなりました
弱いんですよねぇ・・・1台で何でもできて場所も取らない、こういう無駄のない美しさに・・・
次回はこいつの専用コントローラーSyntaxについて語りましょうか