ドラムステーション大阪プレミアム 真田泰心 のスタッフレビュー
音の太さは格別!中低域のふくよかさの中に眠る、高級感のあるサウンドを持つスネアドラムをご紹介!!

SAKAE OSAKA HERITAGE
・SDM1465PBJ [Japan Custom Snare Drum / Phosphor Bronze 14''×6.5'']

・SDM1455PBJ [Japan Custom Snare Drum / Phosphor Bronze 14''×5.5'']



皆様、SAKAEはご存知ですか?
ご存知の方も多いと思いますが、今からおよそ100年近く前の1925年にSAKAEが誕生しました。2019年にSAKAE OSAKA HERITAGEとして生まれ変わり、現在に至ります。現在も大阪で開発、設計を行っており、数少ない日本のドラムメーカーの中でも人気度はかなり高いです!
スネアの他にも、ドラムセット、ハードウェアなどもあるので、気になる方は是非そちらもチェックしてみて下さい!

そしてこのスネアなんですけど、叩いてみて感じましたが、音粒が太くはっきりしていて、尚且つクリアなサウンドを持っています。
例え方が難しいのですが、下にズドン!と落ちる音というか、他のスネアとは何か違う音の重さがあります!
そして、解像度が高いとも感じました。ドラムでこの表現はあまり使わないのですが、低域から広域まで、幅広く鳴るスネアだという印象です。

重さという言葉が出てきたので、このスネアの特徴とも言える、質量的な「重さ」について話したいと思います!
シェルが高品質な3mm厚のフォスファーブロンズでできています。
メタルシェルスネアは、どの素材でも1ミリで作られることが多く、この3ミリという厚さは言うまでもなく分厚いです。
そして、”フォスファーブロンズ”という素材。
ブロンズやコパーと何が違うのかということは後で触れるのですが、ブロンズ素材のスネアは、メタルシェルの中でもかなり重い分類に入ります。
以上から想像できる通りこのスネア、めちゃくちゃ重いです(質量的に)!!
なので、持ち運びの際はお気をつけて下さい🙏

先ほどフォスファーブロンズという言葉が出てきましたが、普通のブロンズやコパーと何が違うのでしょうか。
そもそもコパー(銅)とブロンズ(青銅)は何が違うかと言いますと、ブロンズは銅と錫の合金という点ですね。ブロンズは錫という硬い金属が少し含まれていることにより、コパーに比べやや煌びやかなサウンドが出ます。ですが、そもそも銅自体ダークでふくよかな音が特徴なので、コパーよりかはブロンズの方が”華やかな音”という捉え方が正しいですね。

ここからが本題なのですが、フォスファーブロンズとブロンズ、なにが違うのかという話に移ります。
フォスファーブロンズは、ブロンズにリンを加えたものです。長々話すとややこしくなるので、音について簡単にいうと、高音域の主張が強くなり、より煌びやかになります。
まとめると、
コパー→ブロンズ→フォスファーブロンズ
の順で煌びやかさが増します。

フォスファーブロンズを使う意味が、最初にも少し話した「解像度」の話にも繋がります。
根底にある素材は銅なので、中低域が強いということは変わらないのですが、その中にある高音域の綺麗さ、高級感というのはこのフォスファーブロンズの持ち味なのではないでしょうか。

色々話しましたが、最後にサイズの話だけ少しします!
14”×5.5”と14”×6.5”の2サイズ展開です。
音の違いについては投稿している動画を是非ご参照下さい!
ストレートで粒立ちがはっきりしているものが好みの方は14”×5.5”
太さ、サスティンの長さ、音量を重視している方は14”×6.5”
をお勧めします!


最後までご覧いただき、ありがとうございました!
ご検討、よろしくお願い致します!
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真田泰心

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皆様、SAKAEはご存知ですか?
ご存知の方も多いと思いますが、今からおよそ100年近く前の1925年にSAKAEが誕生しました。2019年にSAKAE OSAKA HERITAGEとして生まれ変わり、現在に至ります。現在も大阪で開発、設計を行っており、数少ない日本のドラムメーカーの中でも人気度はかなり高いです!
スネアの他にも、ドラムセット、ハードウェアなどもあるので、気になる方は是非そちらもチェックしてみて下さい!

そしてこのスネアなんですけど、叩いてみて感じましたが、音粒が太くはっきりしていて、尚且つクリアなサウンドを持っています。
例え方が難しいのですが、下にズドン!と落ちる音というか、他のスネアとは何か違う音の重さがあります!
そして、解像度が高いとも感じました。ドラムでこの表現はあまり使わないのですが、低域から広域まで、幅広く鳴るスネアだという印象です。

重さという言葉が出てきたので、このスネアの特徴とも言える、質量的な「重さ」について話したいと思います!
シェルが高品質な3mm厚のフォスファーブロンズでできています。
メタルシェルスネアは、どの素材でも1ミリで作られることが多く、この3ミリという厚さは言うまでもなく分厚いです。
そして、”フォスファーブロンズ”という素材。
ブロンズやコパーと何が違うのかということは後で触れるのですが、ブロンズ素材のスネアは、メタルシェルの中でもかなり重い分類に入ります。
以上から想像できる通りこのスネア、めちゃくちゃ重いです(質量的に)!!
なので、持ち運びの際はお気をつけて下さい🙏

先ほどフォスファーブロンズという言葉が出てきましたが、普通のブロンズやコパーと何が違うのでしょうか。
そもそもコパー(銅)とブロンズ(青銅)は何が違うかと言いますと、ブロンズは銅と錫の合金という点ですね。ブロンズは錫という硬い金属が少し含まれていることにより、コパーに比べやや煌びやかなサウンドが出ます。ですが、そもそも銅自体ダークでふくよかな音が特徴なので、コパーよりかはブロンズの方が”華やかな音”という捉え方が正しいですね。

ここからが本題なのですが、フォスファーブロンズとブロンズ、なにが違うのかという話に移ります。
フォスファーブロンズは、ブロンズにリンを加えたものです。長々話すとややこしくなるので、音について簡単にいうと、高音域の主張が強くなり、より煌びやかになります。
まとめると、
コパー→ブロンズ→フォスファーブロンズ
の順で煌びやかさが増します。

フォスファーブロンズを使う意味が、最初にも少し話した「解像度」の話にも繋がります。
根底にある素材は銅なので、中低域が強いということは変わらないのですが、その中にある高音域の綺麗さ、高級感というのはこのフォスファーブロンズの持ち味なのではないでしょうか。

色々話しましたが、最後にサイズの話だけ少しします!
14”×5.5”と14”×6.5”の2サイズ展開です。
音の違いについては投稿している動画を是非ご参照下さい!
ストレートで粒立ちがはっきりしているものが好みの方は14”×5.5”
太さ、サスティンの長さ、音量を重視している方は14”×6.5”
をお勧めします!


最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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ドラムステーション大阪プレミアム 真田泰心 のスタッフレビュー 2024/12/11

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