ビートメイクやトラックメイクについて調べると真っ先に出てくる「MPC」。

PCやインターフェイスなどの機材を持っていない方にはとってもオススメですが、今回は既にDTM環境がある方にとって気になる「ソフトウェアサンプラーでよくない?」や、「DAWとMIDIパッドじゃダメか?」といった方向けにレビューしてみます!

MPCを使う上でなんといっても魅力的なのは、『サンプリングして素材を編集して、シーケンスを組み、並べて曲を作る』までを一台のハードで完結できてしまうこと!

分かりやすい画面とタッチ操作が可能なディスプレイは、少し触ればサクサク音楽制作に取り組めます。
特にサンプル素材に対しての作業のしやすさはソフトサンプラーよりかなり楽です。

シーケンス機能もとっても優秀です。
MIDIノートのベロシティや音のタイミング、長さなどはタッチ操作でパッと弄れます。
ステップ入力やクオンタイズも当然可能。

憧れのヴィンテージドラムマシンのサンプルを並べたキットをいくつも作って、1台で何機種分も切り替えられる、ベロシティパッド付きの最強ドラムマシンとしても使えます。

DAW環境にサンプラー兼ドラムマシンとして導入すれば、叩いてよし、同期させてシーケンスを走らせてもよし、サンプリングしてもよしと活躍してくれるはずです。

曲のアイデアを練る時などは、打ち込みもサンプリングもささっとできるMPC本来の強みが輝きます。

ということで音楽制作に必要な要素を詰め込んだオールインワンでスタンドアローンな「MPC」は、すでにサンプラーソフトやMIDIパッドをお持ちの方にもオススメな製品ですのでぜひご検討ください!

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