2024年3月度に開催されたFender Custom Shop日本限定セレクションモデル抽選会での獲得品が入荷致しました。

アルダーボディにメイプルネック、ローズウッドスラブボードのコンビネーションはギターファンの皆様が最も多くイメージするストラトキャスターの姿と言っても過言ではないでしょう。煌びやかでありながらコシの据わった中低域が存在感を放つトーンは数多の名演を思い起こさせます。ドライブさせると膨らむように粘るワイルドなミドルがロック～ブルースにも相性抜群！3.44kgとアルダー/ローズのストラトキャスターらしいウェイト感で、ワイルドで太く暴れるようなローミッドが良い意味で古い匂いを感じさせます。

ネックシェイプは60s Style Oval Cのシェイプは薄すぎず厚すぎずのCシェイプ。指板上はトラディショナルスタイルの小さめフレットに7.25ラジアス指板Rを採用。しっかりとネックを握ってしっかりと弦をアタックすることで楽器が自身の個性を全面に出して振動で応えてくれる、フェンダーを弾く楽しみの原点を再確認させてくれるスペックです。ヴィンテージFenderを日頃愛用されている方にも弾き心地が近く持ち替えやすいのではないかと思いますのでオススメです。

搭載されるピックアップはFender Custom Shopを代表する職人、ホセフィーナ・カンポス女史によるハンドワウンドの60sストラトPUセットが搭載されており、ギター本体の鋭くも大きな振動をしっかりと受け止めつつ、見事なレスポンスと繊細な表現力でプレイヤーを導く懐の深さは流石と唸らされます。Toneコントロールは全てのポジションに効かせることが可能な配線となっており、それぞれネックPUトーン、ミドル&ブリッジPUトーンのレイアウトを採用しています。

Austin MacNuttは2022年にMaster Builderに昇格。地元カナダで10代の頃からギターのリペアに携わり、高校卒業にはハリウッドの有名なギタークラフト学校で腕を磨きます。その後、後進の「育成にも力を入れる中、以前Principale Master Builderとして辣腕を揮ったRon Thornに見出されThorn Guitarsでの楽器製作に従事、最高級の楽器を製作するFender Custom Shop Master Builderに任命されるに相応しい技術と知識を身に着け、さらに現在進行形で進化を続ける気鋭のビルダーです。細部まで行き届いた美しく丁寧な仕事が印象的で今後も大いなる活躍が期待されています。

繊細でありながらワイルドさも併せ持った、これぞストラト！という弾き味が堪能できる1本！ぜひ貴方の元に！！

Serial No. AM0129
Weight≒3.44kg
Date. 03/21/2023
ハードケース、アーム、認定書、製品保証書 付属