Vincent Bach
バックを手にするよろこび。それは品位、伝統、風格。
バックはトランペット、トロンボーンの「フォルムの基準」を創造し、それを頑固に守りながらも新しい確信を融合させて、誰の模倣でもなく、また誰も模倣しえない音を創りだしてきました。
ブライトあるいはダークと時代によって求められる音色は変わっても、音づくりという人間の感覚が支配する領域で、本質を極め、重厚にしてしかも繊細、純粋で心地よい音色をおとどけしてきたのです。
基本であり、最上級。
それこそが、Bachが多くのプレイヤーに愛されている理由です。
Stradivarius 180Series
ヴィンセント・バックは1924年に最初のバックトランペットを誕生させ、発展をとげて行きます。手にした演奏者達は、「これはまさに、トランペットにおけるストラディヴァリウスだ」と評したことから、このブランド・ネームが生れました。
全音域に渡ってレスポンスが良くイントネーションのコントロールを楽に行え、フレキシビリティに富み、疲れが少なく、「バックの音」と賛えられる、心地よい豊かで美しい音色が特長です。
180MLV / ヴィンドボナ(MLV / ウイーン)ボア
テーパーの効いた#43マウスパイプと、MLV専用のM/MLデュアルボアチューニングスライド管により全体的に円錐形に近い内径を持ち、レスポンスに優れ、音色は品が良く、豊かで荘厳な響きです。
しかも集中性とスピード感にあふれ、パワーのあるソリストに好まれています。
仕様
■調子:Bb管 トランペット
■マウスパイプ : #43(#25に比べ、オープンな感覚で、抵抗感が少なく、柔軟性が高い。〈MLVの標準〉)
■ベル:イエローブラスベル / #72 (37ベルに比べ、力強くパワフルで暗いサウンド)
■ボアサイズ:MLVボア(ヴィンドボナボア)
■ベル:イエローブラスベル
■仕上げ:ラッカー仕上げ
付属品
■マウスピース:バック 7C
■ケース:ハードケース
■その他メーカー付属品:バルブオイル