Mid Airは、GravityのTS側のトーンとフィーリングを保ちながら、魅力的な機能を追加した究極のTS系オーバードライブです。

TS:
TS回路はオリジナルに忠実です。TS-10はクラシックなミッドプッシュトーンを実現しますが、いくつかの機能を追加して、古典的なTSに興味がない人にとっても、より多用途で魅力的なものにしました。DRIVE TONE LEVELノブに加えてAIRを搭載しました。これによりオーバードライブセクションのカットオフ周波数を制御し、クラシックなTSミッドハンプをより高い周波数にプッシュして、よりガラスのようなトーンを得る事ができます。
LOWSトグルスイッチを使用するとローエンドをさらに2レベルブーストできます。蓋を外すとTS側のトーンをさらに微調整するための4wayディップスイッチ※ があります。

BOOST：
ブースト回路はプリドライブであり、メインドライブ回路から独立して使用できます。これはオペアンプを中心に構築されたクリーンブーストです。ブーストノブはブースト回路のゲインを最小ゲインとの一致から最大18dBブーストまで制御します。前面には「EQ」という3ポジションのトグルスイッチもあり、3つの異なるボイシングから選択できます。全周波数、低中音域と高中音域。

BUFFER：
直列の3つのNPNトランジスタバッファ段で構成されるTS-10のバッファ付きバイパスをそのまま使用するのではなく、別のルートを採用しました。Gravityからインスピレーションを得ました。TSとK回路の両方にバッファー付きバイパスがあり、ペダルを「オフ」にすると2つのバッファーが直列に接続されることになります。TSトランジスタバッファとそれに続くK回路オペアンプバッファのバッファリングされたトーンがとても気に入っています。新しいバッファ回路は、TSと同様に入力インピーダンスが510KオームのNPNトランジスタ入力バッファとそれに続く出力インピーダンスが100オームのオペアンプ出力バッファ段で構成されています。全てのギタリストがバッファーを好むわけではなく、状況によってはトゥルーバイパスが好まれるため、バッファーを切り替え可能にしました。内部にあるディップスイッチを介して行われます。追加機能として、ペダルが「バッファーバイパス」に設定されているときに電源が落ちた場合、自動的にトゥルーバイパスに切り替わり、信号が通過します。これはペダルを踏んでいる時に停電した場合にも発生します。

PARTS：
高品質のコンポーネント、Vishay金属皮膜抵抗器、WIMAコンデンサ、Taiwayスイッチ、Pure-Toneジャックを使用しています。