その独特な質感で愛好家の多いフラット(SLICK ROUND)弦です。コントラバス等に使用されているものと同じ凹凸の無い平らな表面を持つ弦で(こちらの弦ではラウンド弦の表面を１本１本削る、他社ではセミフラットとも呼ばれるフラット弦になります。)、フレットレスベースに使用することでよりアコースティックなニュアンスを生み出します。

また、５０年代や６０年代前半に製作された全てのエレクトリックベースにはフラット弦が張られていましたので(当時は現在のようにラウンド弦がありませんでした)、そのころの、例えば初期のMotownのサウンドを担っていたジェームス・ジェーマ－ソンのクラシックなR&Bにフィットする、太くあたたかいトーンを作るのに最適の弦です。

※こちらの弦ではラウンド弦の表面を１本１本削る、他社ではセミフラットとも呼ばれるフラット弦になります。しかしながら丹念な製法、製作技術により、□状の巻き弦を使用したように凹凸、隙間が極限まで抑えられた、滑らかな質感、手触りを生み出しています。

■ゲージ（.044/.062/.077/.103）

★ケンスミス社の弦は、ニッケルアロイという合金を厳選されたステンレスに混ぜる事によってざらざらとした手触りを抑えることに成功し、ニッケル弦の手触りとテンションの良さと耐久性に加え、ステンレス弦の長所であるブライトさ、シャープさを併せ持っています。
（ステンレス/ニッケル弦は製造時のそれぞれの配合量が異なります）

★ケンスミス社は多弦ベース用の弦やテーパーコア弦を他社に先駆けて世界でいち早く商品化したメーカーであり、ケンスミス自身の長年のプロスタジオミュージシャンとして活動した経験とニューヨークの一流プレイヤー達の貴重な意見がこの弦の品質の高さに繋がっています。また、自社工場にてその楽器同様に完全なハンドメイドで弦を製造、検品し、出荷前に1本1本手作業で再検品させて頂いておりますので、いつも新鮮な状態の高品質ベース弦をお客様に提供することを可能にしています。プロが本当に必要とする要素だけが凝縮された弦です。