SONY
MDR-CD900ST(ソニー)(スタジオ定番ヘッドフォン)

現在、日本の多くのスタジオのみならず、SONY MUSICをはじめとする世界中のレコーディングスタジオで絶大な信頼を一手に集める、超定番・プロ仕様ヘッドフォン「MDR-CD900ST」。
様々なレコーディング現場の写真で、この「赤い帯」の入ったヘッドフォンを装着してレコーディングに臨むアーティストの姿は、きっと見覚えがあるはず。

このヘッドフォンは、レコーディングやモニタリング作業を快適に、かつ正確に行うために、日々レコーディング現場に携わるソニーミュージックと、ハードウェア部門のソニーとの共同開発によって生まれました。独自開発のドライバーユニットがもたらす圧倒的な解像度、日々の酷使に耐えうる装飾の無い頑強な構造、そして長時間の装着も苦にならない重量と掛け心地。全ては、「良い音」を生み出すクリエイター/エンジニアのため。
徹底してフラットに調整された周波数特性は、「音そのものをシビアにチェックし、判断する」ことを可能にします。

生産量も少なく、一般の量販店でも取り扱いの少ない貴重なヘッドフォン。無地の白い箱のみの簡素なパッケージングが、その出自を物語ります。

低域を強調して迫力を出したり、中域を持ち上げて量感を演出するなど、多くの「心地よく聴ける音」を意図したヘッドフォンとは全く違います。
このヘッドフォンを装着すると、赤裸々な「ありのままの音」を付きつけられます。自分の演奏の荒さやミキシングの詰めの甘さにショックを受けることもあるかもしれません。しかし、言い換えればこのヘッドフォンで納得のいく音にできれば、それは「本当に良い音」に近づいたひとつの回答といえるのではないでしょうか。

仕様：
インピーダンス 63Ω
最大入力 1000mV
再生周波数帯域 5～30，000Hz
プラグ形状 ステレオ標準プラグ
コード長 2.5m
質量 約200g（コード含まず）

※ プラグは業務用の為ステレオ標準プラグとなります。
携帯プレイヤー等に採用されているミニプラグは付属しておりませんので、予めご確認下さい。