<S.L.P. -Sound Lab Project- Snare Drum>
「自分のスタイルに合ったスネアドラム。」その一台を求めて、ドラマーは誰もが長い旅を続けます。そんなドラマーにとっての道標となるべく生み出されたのが、この S.L.P. Sound Lab Project。豊富なシェルマテリアルのラインナップだけでなく、1mm 単位のシェル厚にまでこだわったシェル作り。そして、そのポテンシャルを最大限に引き出すため、既存のパーツに加えて、新たに開発したフープやチューブラグ。 それらを組み合わせることで生まれたバリエーション豊かなサウンドを、1 つのシリーズの下に展開した全ジャンル対応型スネアシリーズです。
<Mod Bubinga 12''×7''>
明るくエッジの効いたサウンドとファットな鳴りを融合させた、新たなサウンドの可能性を切り開く12''スネアドラム。それがこのS.L.P.Mod Bubingaです。
小口径特有の明るく鋭い音抜けと繊細な粒立ちに加え、これまでの12インチスネアでは得られなかった幅広い音域とファットな鳴りを兼ね備えた独自のサウンドが魅力です。
鍵を握るのは12''×7''の個性的なサイズとブビンガシェル、そして内曲げ形状のサウンドアークフープのコンビネーション。
12''口径という言葉から連想される高音域の際立つピッチ感はそのままに、豊かな中低音域が特徴のブビンガシェルを7''深さに設定することで、小口径では失われがちなファットなシェルの響きを獲得しました。
フープには音の立ち上がりをまとめて輪郭をはっきりさせる効果のあるサウンドアークフープを採用。
リムショット時の明確なアタックを生むとともに、ゴーストノートのような細かなフレーズでも一つ一つの音が散らばることなく、しっかりとした音像を得ることができます。
チューニングレンジも広く、アコースティックドラムらしい自然な鳴りを維持したまま、チューニングによって高音域から低音域まで幅広いサウンドを得ることが可能。
ローピッチにチューニングしても打面ヘッドのテンションがルーズになり過ぎないため、細かな音符でも音の粒が埋もれず、まとまりのあるファットなサウンドが得られます。
12インチならではの明るく鋭い音抜けと繊細な粒立ちに加え、これまでの12インチでは得られなかった幅広い音域とファットな鳴り。この2つが融合することで宿ったサウンドは、Jazz、Hip-Hop、Electronic Musicなど、さまざまな音楽ジャンルの要素を取り入れながら、新たな音楽表現に挑み続けるプレイヤーにふさわしい新しい選択肢です。
小さなサイズに秘められた無限の表現力がプレイヤーの感性を刺激し、新たな表現の世界を切り拓きます。
<スペック>
サイズ:12''×7''
シェル:6mm ,9ply All Bubinga
カラー:サテン・ブビンガ (SBG)
フープ:打面:Sound Arc Hoop 2.3mm (6テンション) /裏面:Sound Arc Hoop 1.6mm (6テンション)
ヘッド:EVANS G1 Coated (打面) / Resonant 300 (裏面)
ラグ/テンションボルト:MSL-SCT/MS648SHP
ストレイナー/バット:MLS30A/MLS30B
スナッピー:MS20SN12S
付属品:チューニングキー (TDK10)