デジタルパフォーマーが最新バージョン12へ!
Digital Performer 12(DP12)は、MOTUが開発するMac / Windows対応DAW「Digital Performer」の最新メジャーバージョンです。
DP12では、Dolby Atmosによるイマーシブミックス、AIを活用したステム分離(ステムセパレーション)、新しいアレンジメントストリップといった刺激的な新機能に加え、DPユーザーから寄せられた要望に応える数十におよぶワークフロー改善が実現しました。
◆イマーシブサウンド:Dolby Atmosでミックス、レンダリング、書き出し
Dolby Atmosは、エンターテインメントの制作と体験のあり方を一変させました。リスナーをより深く引き込み、より深いサウンドと、より多くの体感を提供する空間サウンド体験へと誘います。DP12には、空間化したミックスをDolby Atmosでミックス、レンダリングし、納品するために必要なツールがすべて揃っています。Apple MusicやTidalなどのストリーミングプラットフォーム向けに楽曲のイマーシブ版を制作する場合も、映画のために3Dサウンド、ダイアログ、音楽をミックスする場合も、DP12は最初のコンセプトから仕上がったミックスまで、あなたのインスピレーションを支え続けます。
◆Dolby Atmos 3Dパンナー:最大128チャンネルでオーディエンスを包み込む
Dolby Atmosは、従来のチャンネルベースのサラウンドフォーマットの制約からあなたを解放します。最大128チャンネルを3D音場内の任意の位置に自由に配置し、そのミックスをあらゆるスピーカー構成に展開できます。サラウンドスピーカーがなくても、一般的なヘッドホンで聴けるバイノーラル(3D)ヘッドホンミックスの出力にも対応。サウンド、エフェクト、楽器、ダイアログなど、あらゆるオーディオソースを高さ(エレベーション)を含めて精密に配置し、DP12の強力で使い慣れたミックスオートメーション機能で音場内を自在に動かせます。イマーシブサウンドの可能性を探るあなたに、DP12はインスプレーションをもたらし続けます。
◆Dolby Atmos Renderer内蔵:リアルタイムにミックス&レンダリング、Dolby Atmos ADMファイルを書き出し
Digital PerformerにはDolby Atmos Rendererが内蔵されています。創造性の赴くままリアルタイムにミックスし、仕上がったミックスを納品する段階になったら、Dolby Atmos ADMファイルとして書き出して、空間オーディオ配信サービス、ミックスステージ、その他のDolby Atmos対応スタジオへ納品できます。外部でのレンダリングと書き出しを行いたい場合は、DPから書き出したADMファイルをDolby Rendererアプリ(別売)に読み込むことも可能です。いずれの方法でも、Dolby Atmosのワークフローがエンド・トゥ・エンドで完結します。イマーシブミキシングの世界が、あなたを待っています。
◆AIステム分離:実現した「聖杯」
DP12の新機能ステム分離(ステムセパレーション)は、まさに魔法としか言いようがありません。オリジナルのミックス、たとえばお気に入りの曲を取り込めば、ステム分離がそれをドラム、ベース、ボーカル、ギター、さらにはストリングスやブラスといった楽器ごとのトラックに分解します。分離から得られたトラックは様々な活用ができるでしょう。楽器の練習をしたいなら、そのパートをミュートして残りのミックスに合わせて演奏できます。往年の名曲から最新ヒットまで、ステム分離は既存の素材から新たな創造の可能性を解き放ちます。
◆アレンジメントストリップ:数秒で楽曲を再構成
イントロ、ヴァース、コーラス、ブリッジ、早速これらを構成していきましょう。新しいアレンジメントストリップなら、アレンジは数秒で完了します。各セクションの色付きバーをドラッグするだけで、全トラックにわたってセクションの順序を入れ替えられます。Option(Alt)キーを押しながらドラッグすれば複製。別のバリエーションを試したければ、もう一度ドラッグするだけ。セクションの複製、移動、順序変更、切り取り、削除も簡単です。シンプルに、パワフルに、インスピレーションを。
◆トラックプリセット:トラック設定を作成・保存・呼び出し
トラックプリセットには、I/OやEQの設定からプラグインチェーンまで、あらゆるトラック設定を含めることができます。コンテンツブラウザーからドラッグ&ドロップして既存のトラックに適用したり、プリセットから新規トラックを作成したりできます。DP12には、ボーカル、ドラム、ベース、ギターをはじめ多様な楽器向けのプリセットが数十種類付属しており、すぐに使い始められます。もちろん、自分だけのプリセットを作成して呼び出すことも可能です。
◆キーボードカスタマイズ:Pro Tools、Cubase、Logicなど他のDAWのキーコマンドをそのまま使う
Pro Tools、Cubase、Nuendo、Logic、Liveに慣れていますか? これらのキーコマンドをDigital Performerでそのまま使えます。コマンドウィンドウを開き、ミニメニューから各DAWのコマンドキーセットを読み込むだけ。コンピューターのキーボードを使い慣れたDAWと同じように操作し、違和感なく、より速く作業を進められます。
◆キーセット:作業内容に合わせてキー割り当てを瞬時に切り替え
キーセットを使えば、作業内容に応じて複数のキーバインドセットを素早く切り替えられます。たとえば、編集作業用、映像へのスポッティング用、スタジオでのトラッキング用など、タスクごとに作業を速めるキーセットを作成し、瞬時に切り替えることが可能です。キーセットは通常のキーバインドと併用でき、必要に応じて有効 /無効を切り替えられるサブセットとして機能します。
◆トラックフリーズとフラットンの強化
プラグインやインストゥルメント自体の処理負荷が高いオーディオトラックやインストゥルメントトラックでは、トラックをフリーズすることでコンピューターの処理リソースを解放できます。フリーズは、作業中にトラックを一時的にロックして変更を防ぐ手段としても有効です。DP12では、トラックリストのFRZ(フリーズ)列のワンクリックで、オーディオトラックとインストゥルメントトラックのフリーズ /解除ができるようになりました。フリーズされるのは元のトラック自体で、別トラックは作成されません。そこからフリーズを解除することも、トラックを恒久的にフラットンする(アンドゥ可能)こともできます。フリーズしたトラックもそのままミックスに使え、フリーズしたトラックを編集するとフリーズは自動的に解除されます。フリーズと解除は、かつてないほど素早く簡単になりました。
◆MIDIコントローラー管理:複数のMIDIコントローラーをスマートに整理
スタジオで複数の外部MIDIコントローラーを使っていますか? コントロールパネルに新設された「メインMIDIコントローラー」メニューで、1台または複数のコントローラーをプライマリMIDI入力デバイスとして指定できます。Digital Performerはこの設定に従って、通常のレコードモードでもマルチレコードでもMIDIトラックのMIDI入力を割り当てるため、MIDI入力とレコーディングの管理が容易になり、他のデバイスからの不要なMIDIデータを除外できます。
※最新の動作環境はメーカーページをご参照ください。