-Japan Forest Series-
美しい四季をおりなす、日本の森の水と土と空気 日本の森によって育てられた、木々たち
大地に感謝し、自然とともに生きること 音楽を楽しむ時間 それらは、わたしたちモーリスギターの大切にしていること。
コンセプトは、日本の職人が、日本の木材を使用し、日本をテーマに作品化すること。
日本の風景の美しさを感じられるような楽器、その美しさを感じることで、弾く人の音や音楽、生活を一層色彩のあるものにしたいという思いが込められています。
-----------------------------------------------------------------
国産メーカーとして長い歴史を持ち、レジェンドミュージシャンからアマチュアまで広くファンの多いモーリス。
長野県の工場にて熟練した職人たちが作り上げるギターは驚異的なコストパフォーマンスを誇り、フォークスタイルからフィンガースタイルまで網羅する広いラインナップを展開しております。
本器『S-JF SEN』は、日本国内の希少材を用いて製作する「Japan Forest Project」より、フィンガースタイル往年の名機として知られるSシリーズ仕様にて製作された特別モデル。
トップ材には宮崎県産の地杉、サイドバック材には宮崎県産の栴檀が使用されております。
・地杉(じすぎ)とは
古くから建築用木材として使用されてきた純国産杉。耐久性が高く、狂いが少ない特徴から建造物に広く利用されています。
シダー材に似た音色で、柔らかな中高域に特徴があり、ほどよいクッション感が感じられます。
・栴檀(せんだん)とは
古来より「楝(あふち)」とも呼ばれ、「万葉集」や「枕草子」といった古典文学にもその名を残す樹木。
軽やかでありながら、ほどよい硬さとしなやかさをあわせもち、柔らかく繊細な中高音域に、豊かな倍音成分が重なり合う音色が特徴です。
Sシリーズの特徴として、ドロップチューニングでも抜群に安定したピッチをもたらすロングスケールとゴトー製のペグチューナー、細かい運指でも指が詰まりにくく演奏性の高い44mm幅ナットと極薄ネックシェイプ...等々、フィンガースタイルギタリストが求める細やかな要求にしっかりと応えるスペックが随所に散りばめられております。
音色は和材特有の優しい中低音と柔らかな音の着地が特徴。
中低音の温かみのある音色に、煌びやかさもありながら甘いトーンの高音弦がフィンガースタイルに相性がよく、優しいバラードにもストロークスタイルにも適しています。
日本の自然の美しさ、手仕事の繊細さが感じられるコンセプチュアルな一本となっております。
是非このモデルの持つ『詫び錆び』を体感してみてください。
-SPEC-
Body Style : Grand Auditorium / Venetian Cutaway
Top : 宮崎県産・地杉(ジスギ)単板
Back : 栴檀(センダン)単板
Side : 栴檀(センダン)単板
Top Bracing : XX Bracing
Back Bracing : Ladder Bracing
Neck : Mahogany
Fingerboard : Ebony
Bridge : Ebony
Nut Width : 44mm
Scale : 652mm
Position Mark : 12F
Head Tuner : GOTOH/SG381-01 GG
Nut Material : Bone
Saddle Material : Bone
Bridge Pins : Graph Tech/TUSQ
PU System : None
Finish : Gloss
Color : NAT
Case : MHB-2 Hard Case