ディバイザー大商談会2025選定品
◆生産本数「20,000本」を記念した特別な桜ギター
マスタービルダー百瀬恭夫のギター作りへの情熱と理念を注ぎ込み、2002年よりスタートしたMomoseブランド。その生産本数20,000本目を記念して、ディバイザー・飛鳥ファクトリーの総力を結集した特別な「桜ギター」が完成しました。10年以上に渡りブランドと共に成長してきたその製作過程では、桜材を美しくギターに生まれ変わらせるための新たな技術や表現方法なども確立。本機でもその技は随所に用いられており、桜ギターの製作を続けてきた先駆者として、Maestro(= 巨匠、名人などの意)という言葉をモデル名に採用しました。
◆桜×トチ ―和材の饗宴
ボディトップには美しいフレイムを持った桜材を、バック材には桜とともに和材の人気を二分する「トチ」を使用しています。はっきりとフレイム杢の現れたトチ材を選定し1Pで用いることで、ボディサイドからバックにかけてつなぎ目の無い圧巻のビジュアルを実現しました。桜の花弁をイメージした鮮やかなグラデーションも注目のポイントです。
中心には本機のシリアルナンバー「No.19999」に加え、本機がMomose製品20000本目を記念する企画の製品群であることを意味する「20000」の数字を模った白蛇がデザインされています。
シリアルナンバー19999となる本機では、トラディショナルなMTモデルをベースに製作。全体の重量バランス、楽器としての性能を考慮し、軽量化のためセミホロウボディを採用しています。和材のコンビネーションが生み出すそのサウンドにご注目ください。
◆ボディに咲き誇る桜
「ホログラフィック」という名前で知られる特殊な塗装方法を用いることで、見る角度によって浮かび上がる桜の花びらが表現されています。これまで数多くの桜ギター製作に携わってきたディバイザーのデザイナーにより、本機のために描き下ろされました。
◆「白蛇」をモチーフにした意匠
2025年の干支である蛇をモチーフに、桜の枝に留まる白蛇の意匠をインレイで表現。様々な種類の天然貝と木材を使用して生み出されたその姿は、絵画のような美しさを感じさせます。長年の桜ギターの製作で培ってきた技術の到達点を示す、職人の魂のこもったインレイワークをお確かめください。
◆ハカランダネック&ピックガード
ネックと指板にはハカランダ(ブラジリアンローズウッド)を使用。その唯一無二と言える美しさの一方、希少材の代名詞として名高く、現在最も入手困難な木材のひとつです。ピックガードもハカランダ材で製作され、アバロン貝を使用したMomoseロゴが装飾されています。
※本製品では木製のピックガードを使用しています。予め強度は高めておりますが、素材の性質上、金属や樹脂製の従来品と同等のお取扱いをされますと傷や割れにつながります。予め十分ご注意を頂きますようお願い申し上げます。 また、万が一破損されてしまいました場合は保証適応外となり、有償でのご対応となります。
Specification
Body Top: Flame Sakura
Body: Flame Tochi1P
Neck: Jacaranda
Fingerboard: Jacaranda
Fret: Jescar 9662NS
Nut: Oiled Bone
Machineheads: GOTOH SD91-05M MG-T
Bridge: DEVISER DTB-1
Pickups: Mojotone ATQ60 Tele
Controls: 1Vol,1Tone,3way Switch
Scale: 648mm(25.5inch)
Width at Nut: 42mm
Radius: 210R
Finish: Top Lacquer
Strings: Elixir NANOWEB Light(.010-.046)
Accessories: プロテクトケース、六角レンチ、保証書