スコットヘンダーソンの、そのサウンドとプレイスタイルの核といえるあのヴォリーム・ボックス!!その名もSVC SUBTLE VOLUME CONTROL!
名手スコットヘンダーソンの持つギタープレイのテクニックもさる事ながら、あのトーンとアンサンブルの中で多彩に変化するサウンドダイナミクスは、正に他を寄せ付けぬ彼の持ち味であり皆様を魅了する理由の一つでしょう!そのダイナミクスを生み出す核となるのがアンサンブル内で変幻自在に存在感をコントロールするギターサウンドのマスターボリュームバランスですが、通常のフットボリュームでは、彼が頭に思い描くトーンをスムースに再現することが困難である為、独自のアイデアから生み出されたのがこのSVCなのです!使用法はSVCの大きなつまみに足を乗せツイストするのみ。その操作感は、足で操作るエフェクトの代名詞であるワウを踏み込むよりも自然に直感的に、まるで弦をチョークするのと同じような感覚を持つことにまず驚愕する事でしょう。マスタボリュームはチューナーを使用するオフスイッチにするなんて、なんてもったいない事をしていたのだろうと思い知らされるシンプルながらこの発想を生み出せるスコットに更に近づける逸品です。
スコット・ヘンダーソンは、SVCをアンプのエフェクト・ループ間に接続して使用し、アンプのプリ・アンプ部までで設定したサウンドを変化させずに、音量のみをコントロールしています。又、エフェクト・ボード内のドライブ・エフェクターの後、もしくはエフェクター群の最終段などに組み込むことにより、エフェクトボードで作ったサウンドを変化せず、全体の音量をコントロール可能です。リード時/バッキング時の微妙な音量調整をダイレクトしたいという方に御勧めのコンパクトなボリューム・ボックスです。
●SVCはエフェクターではありませんので、バッテリー等の電源は必要ありません。
●本品はロー・インピーダンス回路専用のボリューム・コントロールとなっております。パッシブ回路のエレクトリック・ギターのアウトプット・ジャックから直接、本品に接続しますと、高域特性が劣化して、所謂こもったサウンドとなり、さらに音量も低下しますが、これは故障ではありません。基本的には、一般的なロー・インピーダンス用のボリューム・ペダルと同様に、エフェクト・ループやエフェクターの後ろの位置など、ロー・インピーダンス回路の中で接続して下さい。又、たとえエフェクターの後ろに接続していても、それらのスイッチ回路がトゥルー・バイパス仕様の場合には、全てのエフェクターのOFF時には実質的なパッシブ回路となり、高域が劣化しますので御注意下さい。