★リアンピングで一歩進んだサウンドメイク
録音済みのトラックをギターアンプやエフェクトペダルに送る。そういった積極的なサウンド・メイキングはレス・ポール、フィル・スペクター、スティーリー・ダンの時代からモダンロックバンドまで、トラックのサウンドを更に一歩、進めるために密かに行われていました。リアンピングによる音色の調整はギターのみならず、ベース、キーボード、ドラムからヴォイスにまで有効で一歩進んだトラックメイキングができます。
ProRMPの操作は簡単です。レコーダーとアンプの間にProAMPを接続するだけで、インピーダンスがマッチするので、レベルを最適なサウンドに調整するだけです。内蔵する特製トランスは、ローインピーダンス信号をハイインピーダンス信号に変換すると同時にアイソレーターの役割も果たします。そのため、グランドループやハムノイズなどのないクリーンなサウンドが得られます。
14ゲージ・スティールによる高い耐久性のボディを採用。加えて、不意にスイッチが押されたり、破損しないように、上級機種と同様のブックエンドデザインを採用。移動中の振動、衝撃による内部半田割れなどを最小限に抑え、安心して使えます。
■特徴
・録音済みのトラックをアンプ、エフェクトペダルにリアンピング
・新たな創造力を刺激するリアンピング
・ゲインをファインチューニング可能なレベルコントロール搭載
・バズ、ハムノイズを除去するアイソレーショントランス搭載
■特性
回路:パッシブ・トランス、アイソレート
入力:XLR、600Ω
グランドリフト:XLR pin1 lift
出力:1/4端子- 50 kΩ
周波数特性:20 Hz~40 kHz
リニア特性:+/- 0.12 dB 20 Hz~20 kHz
ケース:14ゲージ・スティール
寸法:107×70×43mm
重量:0.50 kg
■リアンピングの方法 (※PRO RMP 以外の機材は全て別売となります)
1)DIでドライトラックを録音する (※画像4枚目)
ギターをラジアルPRO48等DIの入力に繋ぎます。バランス・アウトからレコーダーに繋ぎドライ・トラックを録音します。PRO48のTHRU OUTからギターアンプに繋げばギタリストはアンプからの音を聞きながらプレイできます。
2)エフェクターを繋いで更なるサウンドを探求 (※画像5枚目)
レコーディングしたドライトラックをProRMPに送りアンプを鳴らします。あとはマイキングを色々試し音を探求して下さい。
ワイヤレスと使う (※画像6枚目)
ワイヤレスの出力はローインピーダンスなので、ProRMPを使って、ハイインピーダンスに変換すれば、ギターを直で繋いだようなサウンドが甦ります。下図のような設定の時に有効です。