【my GEAR】ドラムステーション渋谷・嶋本の「Craviotto Red Birchスネア&PAiSTe TWENTYシンバル」

叩いているだけで楽しいし新しい発見がある。

※換気・消毒などを行いつつ撮影時のみマスクを外しています。

Craviotto Red Birch Solid Shell 14″×5.5″

PAiSTe
TWENTY HiHat 12″
TWENTY HiHat 14″
TWENTY Medium Light HiHat 16″
TWENTY Thin Crash 18″
TWENTY Ride 20″
TWENTY Light Ride 22″
TWENTY Thin China 18″
TWENTY China 20″

「Craviottoを手に入れたのは確か2016年のこと…初めて叩いた瞬間、サウンドはもちろん、その楽器としての完成度の高さ、表現力、タッチ等々に衝撃を受け、一生モノのスネアとして購入しました。」

「PAiSTe TWENTYは2014年ごろから徐々に集めだしました。既に廃番となっている初期TWENTYシリーズのシンバルたちで、もともと自分は2002シリーズ等を愛用していたのですが、このTWENTYシリーズが発売されていた当時はそのサウンドの良さが全く理解できなかったんです(当時の自分は未熟でした…)。廃番となってしばらく経ってから、たまたま出てきたハイハットがあって、何の気なしに試してみたら『メチャメチャええやん!!!』となって即購入。その後このシリーズを少しずつ少しずつ買い揃えてここまで来ました…。」

こだわりと思い入れポイント

「個人的な見解として『バーチ材こそがドラムに最も適した材である』『しかし、ドラム製作に適したバーチ材はこの世界にほとんど存在しない』と語っていた逸話のある最高峰の単板職人であり、使用する素材に対して非常に強い拘りと確かな眼識を持っていた故ジョニー・クラビオット氏の目に適い、『久々に良いバーチ材が手に入ったから作ったんだ!』と意気込んで製作された2016年製のモデルです。
そのサウンドは、極めてクオリティの高い『普遍』なんです。きらびやかな造形などではなく、あくまでも『楽器』としての完成度の高さ、懐の深さを感じます。
これは製作者としてだけでなく、楽器奏者としても優れていないとこうはならないのではないかな…と勝手に思っています。
スネアを叩いているだけで楽しいし、新しい発見がある。こんなことは初めての経験でした。あれこれいじってみても、結局はデフォルトの状態戻してしまう。シェルだけでなく、フープやラグ、ヘッド、スナッピーに至るまで、全てがこのバランスで『完成されている』印象なんです。
自分にプレイヤーとしても楽器店員としても新しい価値観や世界観を与えてくれたスネアです。個人的には究極の楽器の一つだと思っていますし、芸術的ですらある。このスネアを作り上げたジョニー・クラビオット氏には尊敬の念を禁じ得ません。」

「トルコにてハンドメイドされたB20ブロンズのブランクを受け取り、スイスのパイステ工場にて独自の製法で精製したハイブリッドなシリーズなんですが、トルコシンバル的なダークサウンドとパイステの持つ『クリスタルサウンド』が融合したサウンドは、現在においても唯一無二!特にハイハットやライドの『質感を伴ったチリチリとした粒立ち』が絶妙すぎます!」

「あとはもう語りすぎているので十分伝わるかと思いますが、楽器愛ですね!」

ドラムを演奏する上でのこだわり

「『いい感じ』のサウンドですね。単純なようで難しい。」

憧れのドラマー

「Prince(プリンス)のThe New Power Generation(ザ・ニュー・パワー・ジェネレーション)や宇多田ヒカル氏など、さまざまなプロジェクトでも活躍したJohn Blackwell(ジョン・ブラックウェル)氏です。自分にとって永遠のアイドル。その唯一無二のグルーヴやパフォーマンス…。不世出のドラマーでした。」

今、手に入れたい機材

Q DRUM CO. 3mm Cast Aluminum with Cast Aluminum Hoop 14×7

「3mm厚のキャスト・アルミシェルと、シェルとのマッチングを考慮した同じくキャスト・アルミ製のフープの組み合わせ。フープとシェルの一体感が素晴らしく、特にオープンリムショット時の漢気全開サウンドが気持ち良い!」


ドラムステーション渋谷(ドラム&パーカッション専門店)

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