皆さまこんにちは!
小口径スネア大好きマンの吉岡です!
本日はMAPEXの「WARBIRD 12×5.5"」を徹底レビューしていきます!
長年LAMB OF GODにてドラマーを務め、2024年にSHALLOW RISINGを結成したのドラマーChris Adler氏のシグネチャースネアドラム。
そして吉岡のメインスネアでもあります🔥
吉岡所持の個体はこの現行モデルの一世代前の第二世代モデルで、標準装備のヘッドや、ラグやストレイナーは少々異なりますがデザインやシェルの仕様は同じです。とても気に入っており長年愛用しています。
自分の所感や、ライブでの使用体験も含めながら、ご紹介していきたいと思います!!
そのデザインから見ていきましょう👀
まず目に飛び込んでくる、精密にレーザー刻印されたド派手なWARBIRDが最高にクールです。
何年使っても、見るたびに気分をアゲてくれます🔥
ラグは上下で互い違いになるような配置。自分が持っている第二世代は縦並びなので、ちょっと変更されてますね。
ストレイナースイッチはTRICK社のGS007。とても使いやすく好評なスイッチです。
フープは内巻きのSonic Saver Hoop!オープンなトーンでサスティーンが少し伸びる肉厚なフープです。
控えめに言えません、めちゃめちゃカッコイイです。
それではサウンドをチェックしていきましょう!
一言で言うと、「爽快で、タテに突き抜けるような強烈なサウンド」
LAMB OF GODはゴリゴリのヘヴィなバンドなのですが、そのドラマーが12インチの小口径スネアをチョイスする…意外ですよね?
しかしながら叩いてみると納得するというか、このサイズを選んだ理由が分かります。
コーン!と存在感のあるサウンドで、これは標準的なサイズの14インチでは作れない音色です。
音量や、音の重厚さ、パワー感はもちろん14インチの方が勝るのですが、それを補って余るほどの音抜けとレスポンスを誇ります。
とはいえ音量は決して小さいわけではなく、十分しっかり鳴ってくれます⚡
シェルは明るい鳴りのメイプル材とダークでパンチのあるウォルナット材のハイブリッド。サウンドレンジの欠点を補いあうような合理的な組み合わせです。
歌ものからロック、ヘヴィメタルなどなど、これまで様々なジャンルのライブに持ち込んで使いましたが、どんな環境でも音抜けがよく、バンドメンバーにもPAさんにも好評でした。
音量ではなく、音質で抜けてくれるような感じです。他の楽器の帯域の間を突き抜けるような感覚が爽快ですよ🥁🔥
初期装備のヘッドはEVANS社のPOWER CENTER REVERSE DOT。強力なアタックを誇る中音域が豊かな太いサウンドです。
このままでもまとまりが良い上にとてもカッコイイ音なのですが、個人的におすすめなのがAQUARIAN社のHi-Energyです。
この「WARBIRD」の第一世代~第二世代モデルまで標準で装備されていた打面用ヘッドで、さらにローが効いた爆発的なサウンドになります。
初期装備のヘッドが傷んできましたら、ぜひご検討してみてください🔥
小口径ならではのメリットですが、ツインペダルをプレーするときに両足の太ももとスネアの間にかなり余裕が出来ます。
小さい分セッティングの自由度がありますし、ストレスなく連打できますよ!
ど真ん中を叩くとパワフルかつタイトな鳴りですが、個人的にはやや奥側まで食い込んだ位置で叩くとROCKなサウンドになってオススメです👍
ジャンルとしてはロックやメタルなど、抜けを求められるヘヴィな音楽性で活躍するでしょう⚡
MAPEX「WARBIRD」突き抜けるような強烈なサウンドをお求めのあなたの、相棒となってくれること間違いなしです🥁🔥
先述のAQUARIAN社のHi-Energy、セッティングにオススメなスタンドもリンクに載せておきますので、よければ合わせてご覧ください👀