最もエフェクターボードに入れている人が多いエフェクターって何でしょう
オーバードライブ?ディストーション?リバーブ??
うーん、、、チューナーではないですかね
俺はチューナーを使わないぜ!!
って人はなかなか見たことが無い・・・
劇的に音を変える効果のあるものではないのでエフェクターかと言われると微妙ではありますが・・・
とはいえ入っているバッファーで結構サウンドの違いがありますし、視認性や精度によってパフォーマンスに影響が出ますのでエフェクターと言っても過言ではないかなーって思います
チューニングできれば何でもええわい!!という漢スタイルも悪くないですが、案外大事ですよ、チューナー
今回はKorgのPitch Blackシリーズ3機種
大きさ以外にも性能面でそれぞれそこそこ違ってきてます
①まずは最もスタンダードなPitchblack X
スイッチ付きの通常サイズのやつですね
DCのスルーアウトが出来るのはシリーズ中これだけ
また、電池駆動が可能なのもこの機種のみです
内部スイッチにてバッファードバイパスとトゥルーバイパスの切り替えも可能
機能的にはシリーズで最も多い機種になっているので「迷ったらこれ」なスタンダードモデル
②PitchBlack X miniは省スペースに特化したモデルですね
DCスルーアウト/電池駆動/バッファーとトゥルーバイパスの切り替え
といった機能を排除し、超小型化
とは言え見やすいディスプレイ、チューニング精度の良さ等、必要な部分は他のモデルと同じなのでしっかり押さえるところは押さえている印象
近年はエフェクターボードも小型なものを希望する方が増えてきているのでそんな方にピッタリです
チューナーはトゥルーバイパスがいい!という方はご注意を
③Pitchblack XSはこの中でも最も特殊なモデル
見てわかる通りスイッチが無いですね
ディスプレイの部分がスイッチの役割も担っているので、踏み方は自由自在
これによりサイズダウンしたにもかかわらずディスプレイ部分は大きく取れているので視認性抜群
DCスルーアウトと電池駆動こそ出来ませんが、こちらはX同様バッファードバイパスとトゥルーバイパスの切り替えが可能です。
踏み心地がやや特殊ですが、チューナーを曲中に頻繁に踏むこともないのでそこまで気になりません
視認性と省スペースを両立した欲張りな一台
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
機能の違いとしてはこんなところでしょうか。
3機種に共通しているのがKorg新開発の「ULTRA BUFFER」を搭載している点
このバッファーがまた優秀なのでバッファーに強いこだわりが無い場合はこれで十分でしょう
ちなみに3機種すべて「ULTRA BUFFER」を搭載しているのですが、微妙に設計が違うものになっており、バッファーの音に「微量な違い」がありました
アンサンブルに入ったら分からないレベルですが、確かに違いはあるのでかなりこだわる人はこの辺りを比較してみても良いかと
自分にピッタリな1台をお選びください