ハートマンヴィンテージギターズの吉野"ジャスミン"陣です。

私はいくつかのポマードを気分で使い分けているのですが、最近ハマってるポマードの香りは当店の店長小松崎曰く「アメリカのトイレ（の芳香剤）」だそうで……本場の香りということにしておきましょうかね。

【YAMAHA SG-800S '82 BrownSunburst】

口を開けばヤマハ、ヤマハって…そんなにヤマハが良ければヤマハさんちの子になっちゃいな！

当店はSGの回転率がいいんですが、その中でも特に人気が高いのがSG-800Sなんですよね。
SG-1000以上はかなり高くなってきましたし、下のラインだとバイサウンド非搭載だったりマテリアル的にちょっと…という方も多い印象ですが、SG-800Sはそのあたりの希望をしっかり叶えてくれるちょうどよさが魅力なのでしょう。

SG-800Sは1982年頃にSG-800と入れ替わる形でカタログ入りするモデルです。当時のラインナップを見てみると最上位機種にSG-2000、Tクロスメイプル構造でないスルーネックとピックガードレスにバイサウンド搭載のSG-1500、セットネックのミドル帯SG-1000、一番下にSG-800Sとなり、最廉価モデルSG-600のクラスは空位になりました。1981年までのSG-800と比べてみるとバイサウンドは両方とも搭載、マテリアルはSG-800がメイプル／ナトーに対しSG-800Sがメイプル／マホガニー。ピックアップはSG-800がセミオープンタイプのG-II、SG-800Sはオープンタイプ（モデル名記載なし）、ヘッドインレイは800のほうが控えめですがポジションマークはSG-800がアローインレイでSG-800Sがドットインレイ……あれ、無印800いいですね…800Sすごいぞって記事のつもりだったんですが……

どのギターもそれぞれいいところがあり、古いからいいとか高いからいいとか、そういうんじゃないよね、というお話…で、ここはひとつ。

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