ハートマンヴィンテージギターズの吉野“ジャスミン”です。

クリスマスの名作はいろいろありますが、皆さんはどんな作品が好きですか?

詩人、クリスティーナ・ロセッティの「クリスマス・キャロル」は、イエスの降誕を祝い、彼女の信仰心を捧げた詩です。
BBCのドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」で、主人公トミー・シェルビーが死に直面するシーンで「凍てつく真冬の夜に…」と、この詩を引用するのが印象的でした。

キャロルといえば「鐘のキャロル」のパロディー楽曲で、H.P.ラヴクラフトの怪奇小説に登場する「クトゥルフ神話」を基にした「旧支配者のキャロル」という曲があります。
歌詞の中に「希望はない」「星々が破滅する」「至高の恐怖」「恐れよ(直球)」などとあるのでクリスマスに並々ならぬ恨みがある方にオススメ。

私は普通に「ホーム・アローン」が好きです。

【EarthQuaker Devices Colby Fuzz Sound Vintage Germanium Fuzz Tone】

本題です。
Mitch Colby率いる米国のアンプメーカー「Colby Amplification」と我らがEQDのコラボで実現した「幻の名器」の完全再現。
本国では名前が違うんですよね。ちょっとアレなのでここでは伏せますが、つまりそういうことです。シボ感のある塗装と「Fuzz Sound」のネーミングがすべてを物語っています。

パワフルなアッパーファズは期待以上。なんせFuzzコントロールはMAXでオリジナルの2倍のファズ量になるそうです。EQDは音がデカくてめっちゃ歪むのが偉いと思ってるフシがあるので予想はしてましたが、2倍て。
暴れまわる低音、豊かなサスティン、ブッチブチのゲート感。Treble/Bassの効きがよく、チリついた毛羽立ちやメタリックなファズディストーションまで以外にも器用な点が嬉しいですね。

当時の回路を再現し、選定したNOSゲルマニウムトランジスタを搭載。また、現代の環境にマッチするよう一部にチップを搭載することで電源周りの問題をクリアし、PNP回路ながらセンターマイナス/9VAC駆動を実現しています。

ヴィンテージのサウンドをしっかり再現しつつ、発展させ、現代の環境に落とし込む。技術力のEQD、ここにあり───

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