1965年5月12日、ハリウッドにあるRCAスタジオで今ではレジェンドとなったUKのバンドがFUZZを使ってあの曲をレコーディングした。FUZZで歪ませた特徴的なギターリフで始まるその曲は、バンドにとっての初の世界ナンバー1ヒットとなる。イントロのリフにはG社MブランドのFUZZを使用していた。
当時のFUZZはPNPチャンネルのGermanium Transistorを使用し、マイナス電源で駆動していたため、電池での使
用を余儀なくされ、温度変化にも敏感で毎回サウンドが違ったり、温まると調子が良くなったり悪くなったり、
また、個体差もかなり出ていて、使うのを躊躇する場面もあった様です。
65FUZZは当時のPNP-Germanium FUZZサウンドのニュアンスをNPNチャンネルのSilicon Transistorで再現、さらには様々な問題を解消。Silicon Transistorの利点を最大限に利用し、初段TransistorのBIASをコントロールする事により、多彩なサウンドメイクを可能に。
Germanium Transistorではシビアだった入力レベルの問題も解消。
電源はプラス9V駆動でパワーサプライからの電源供給に対応し、ボードへの組み込みもスムーズ。
Vintage Germanium FUZZに迫るサウンドを是非。