Colin Goldie
Soprano Whistle inD [1.00mm/90°Cut](ティン・ホイッスルD管)

// コリン・ゴールディ / ソプラノホイッスル D管//
ドイツの老舗ホイッスル職人コリン・ゴールディ氏の金属削り出しソプラノ・ホイッスル(ティン・ホイッスル)です。少し風音が混じるような素朴で情緒的な音色が特徴的で、アイルランド音楽らしい豊かな表現ができます。管体は肉厚で、ボア(管内径)や指穴が他メーカーのホイッスルよりやや広く、大きな音量を出すことが可能です。息の強弱にもしっかりと対応できます。

世界的に有名なホイッスル奏者ブライアン・フィネガン氏が愛用していることでも知られ、タンギングなどアーティキュレーションへの反応が非常によいことも特徴的です。Cormac Breatnach、Paddy Keenan、John McSherryなどの名プレーヤーが愛用しています。


【ウインドウェイの仕様】

■開きが1.00mm
Goldieはウインドウェイの開き(＝マウスピースの息の通り道の、縦幅の開き具合のこと)を色々に変えて製造しています。
この設定数値は小さいほど狭く、大きいほど広くなります。1.00 mm はGoldieの4つの段階設定で最も大きい部類「very soft/easy blower」に属し、吹奏時の抵抗感が少なくマイルドな音色の傾向があります。また、高音域が吹き易い利点もあります。

■90°カット
通常モデルでは斜めにカットされているウィンドウェイの出口を、試験的に90°にしています。
通常モデルと比較すると、すっきりと整った音色、抵抗感が小さく素直に息が入るといった印象となるようです。



【Colin Goldie製ホイッスルの説明書】
チューニング・スライド部分に巻いてある白いテープは経年で劣化しはがれることがありますが、ホームセンター（水道用品売り場）でシールテープを巻き直すことができます。薄く引き延ばしながら適切なきつさになるまで巻きつけてください。頭部管を差し込むとテープどうしが癒着してスムーズになります。
演奏後は管の内部が濡れていますが、ふき取る必要はありません。
マウスピースが汚れると音が悪くなることがありますので、その場合はお湯につけて食器用の中性洗剤で洗うことができます。