通常のTRIBAL GEYSERをベースにしたアナザーカラーバージョンが登場!
ご好評を頂いているTRIBAL AMPに歪みを足し、4BAND EQによる圧倒的な汎用性を、そしてBITEスイッチによる応用力が魅力の当モデル。
前作TRIBAL AMPに引き続き4BAND EQによりバンドアンサンブル全体で欲しい音域に当て嵌めるの選択肢が多く、プリアンプとしての使い勝手は必要充分。
互いの周波数に干渉しにくいEQ回路を採用することにより、各EQのみをしっかりと追い込むことが出来、アンサンブル上で直感的に操作することが可能です。
各EQの周波数帯も非常に音楽的な、特にベースに特化した周波数に設定しています。歪みについても粒の細かい歪みにより、アタック感がしっかり出た広がりすぎずまとまったサウンドを演出します。その上、MIXノブも搭載しているので原音感をしっかり出し、アンサンブルで埋もれないディストーションをつくることが可能です。
そして前作にも搭載していたBITEスイッチ(ドンシャリスイッチ)を今回も採用。
原音・歪み音の全体がドンシャリになるスイッチですが、歪みの音質をも大きく変え、非常に存在感のある一つの塊として前に飛ばすことが可能です。
通常ドンシャリはハイ・ローをブースト、ミドルがカットされたサウンドですが、搭載しているEQとは異なった周波数を操作し、スイッチを入れた状態からEQで追い込むことも可能。一般的にドンシャリはアンサンブルの中では埋もれがちですが、そこは4BAND EQにて調整でき、痒い所に手が届きます。
スイッチによる2つの異なったサウンドを4BAND EQで調整が出来るので汎用性と応用力を持ち合わせた守備範囲の広い当モデルとなります。
OFFにてドライブ掛かったベースラインから、ONにて派手なサウンドまでスイッチ1つで切り替えられます。おススメはBITEスイッチをON(下側)、HiM(ハイミッド)全開にて激しめの音楽にはミドルの速さと余裕のあるハイ・ロー、そして硬質な前に飛ぶゴキゲンなサウンドになります。
なお、URBAN COMP(URBAN COMP EVO)と組み合わせることにより、非常にアンサンブルに厚みを持たせることが可能です。
特にEVOの方だとフリケンシー機能により楽器本体の調整を行った後にTRIBAL GEYSERにて歪みをつくれ、まとまりの良い、相性が非常に良い組み合わせとなります。
意外とギターとの相性も非常によく、MIXの調整によりギター本来のジャキッとしたアタック感とジャリっとした歪み感を同時に出力し、今までにないサウンドを得られます。楽器自体から使い方、ジャンルレスに汎用力・応用力に富んだ1台となります。
本機は外装も練り直し、ジャックはネジ部を、ポット・フットスイッチも調整することにより高さを抑え、スマートなボディへ再設計されています。
艶消し塗装のケースの上にバックのトライバルはマット塗装、メインのカラーのトライバルは柄の上からグロスフィニッシュを追加し、その部分だけ光沢を出した拘りの塗装となっております。