こちらはアップグレード版となります。
アップグレード元製品: 『THE ORCHESTRA COMPLETE』『THE ORCHESTRA COMPLETE 2』いずれか
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コンセプチュアルな楽曲にも対応可能な総合オーケストラ音源!
『THE ORCHESTRA COMPLETE 4』は、現代の作曲家のために設計された、シネマティックで感情豊か且つパワフルなオーケストラを素早く制作するバーチャル・オーケストラ音源です。
『THE ORCHESTRA COMPLETE 4』には、以下5つのタイトルとボーナス・インストゥルメントが収録されています。
・THE ORCHESTRA
総勢80名もの奏者からなるオーケストラを収録した、革命的なオールインワン・オーケストラ・ライブラリ
・TO - STRINGS OF WINTER
特徴的なストリングスアーティキュレーションとモンゴルの民族楽器Morin Khuur(モリンホール)アンサンブルを収録
・TO - HORNS OF HELL
パワフルなブラスサウンドと神秘的なオルガンサウンドを収録
・TO - WOODS OF THE WILD
美しい音色の木管楽器とマリンバなどの木製パーカッションを収録
・TO - FORCES OF FURY(新規)
現代のトレーラーやアクション・スコアが要求する規模感で緊張感、ドラマ、エネルギーをもたらすシネマティックなストリングスとパーカッションを収録
・ボーナス・インストゥルメント
ハープ、グランドピアノ、グロッケンシュピール、チェンバロ、チェレスタ、チャーチオルガン、クワイア、パーカッション、オーケストラ・エフェクトなど
『THE ORCHESTRA COMPLETE 4』の核となるのは、シンプルなコードから豊かなオーケストレーション・アレンジをリアルタイムに生み出す、画期的な「Ensemble Engine」です。『THE ORCHESTRA COMPLETE 4』に演奏済みのフレーズは収録されておらず、搭載されたアルペジエイターやエンベロープにより数多のフレーズを、アンサンブルを生成します。さらに、1つのプリセットにつきアルペジエイターやエンベロープの設定を最大4種類保持でき、キースイッチで設定を切り替え、演奏を展開させていくことが可能です。また、Add-8va機能により、サウンドにオクターブ上のサウンドを追加し、深みを演出します。前バージョンまでの「Ensemble Engine」が備える直感的なワークフローを変えることなく、さらに柔軟性、創造的な可能性が加えられました。Ensemble Engine を駆使した825種類の精巧なアンサンブル・プリセットを有するアンサンブルnki と、楽器 / アーティキュレーション個別のnki 約300種類が用意され、スコアに必要なすべての音色をすぐに利用できます。インスピレーションを頼りにいくつかのコードで楽曲をスケッチする場合でも、各パートを手書きで製作していく場合でも、その制作スタイルにシームレスに適応します。
過去数年間で、オーケストラ・ライブラリはますます複雑になってきました。多くのデベロッパーは、シンフォニー・オーケストラのあらゆるニュアンスを収録するために、ライブラリに膨大な数のアーティキュレーションを用意しました。
しかし締め切りが迫る仕事の中でその膨大な選択肢は、必ずしもコンポーザーにとって良いことではありません。そこでSONUSCORE は、オーケストラの作曲をよりシンプルにし、複雑なオーケストレーションを細かく書くことなしに、最低限の作業でアンサンブル・スケッチを制作するための革新的なツール『THE ORCHESTRA』シリーズを制作しました。
『THE ORCHESTRA COMPLETE 4』によって、オーケストラというキャンバスに、自由にスケッチを描くことができます。
◆特徴
・825種類の、インスピレーションあふれるアレンジメント
・約300種類の個別楽器 / アーティキュレーション
・総勢80名編成のフルオーケストラに加え、ハープ、グランドピアノ、グロッケンシュピール、チェンバロ(ハープシコード)、チェレスタ、オルガン、クワイア(合唱)、パーカッションなど、多数の楽器を収録
・Forces Of Furyの追加:シネマティック・アンサンブル・ストリングスと、パワフルで深みのある表現力豊かなパーカッションを収録
・キースイッチ・バリエーション:プリセットごとに最大4つの異なる楽章セクションを設定でき、最小限の労力で展開するスコアを構築できます
・150種類の新しいCue ベースのプリセット:新しく巧みに作成されたプリセットで、新機能キースイッチ・バリエーションを即座に活用できます。
◆主な機能
・画期的なEnsemble Engineを搭載。
・シンプルなコードで、自由な演奏と素晴らしいオーケストラ・カラーの作成が可能。
・新しい4つの楽章セクションを持つキースイッチ対応プリセット。
・トゥルーレガート・インターバル・サンプリングによるリアルなレガート(Pure Performance Legato)。
・825種類のすぐに使えるアンサンブル・プリセット。
・424種類のマルチラック・パッチ。
・より豊かなサウンドを実現するAdd 8va機能。
・パターンをDAWへドラッグ&ドロップ可能なMIDIエクスポート機能。
・すべてのインストゥルメントにスタンダードなアーティキュレーションの完全なセットを用意。
・30 GB以上のデータ。
・高速なロード時間。
『THE ORCHESTRA COMPLETE 4』は、あなたのワークフローを複雑にすることなく、シネマティックな作曲をさらに便利にしました。『The Orchestra Complete 3』の長所をすべて保持しつつ、作曲家が頼りにしている直感的なワークフローを変えることなく、リアリズム、柔軟性、創造的な可能性を追加しました。インターフェースを出来得る限りシンプルにし、あなたのプロセスに合ったワークフローで音楽を最優先させます。
◆強力なEnsemble Engine(アンサンブル・エンジン)
『THE ORCHESTRA COMPLETE 4』の核であるEnsemble Engine(アンサンブル・エンジン)は、アンサンブルnki(The Orchestra Complete 4.nki)に搭載されており、個別の楽器をロード可能なスロットが5つあります。
各スロットに割り当てが可能な3つのアルペジエーターと2つのベロシティ・エンベロープがあり、入力ノートをそのまま演奏するか、アルペジエイターやエンベロープを通して演奏を行うかを、スロットごとに以下3つのモードから選択します。
・free
自由に演奏可能で、ベロシティやモジュレーションによりダイナミクスを自由にコントロールできます。
・Arpeggiator 1 ~ 3
スタッカートなどのショート・アーティキュレーションに対して設定することができます。各ステップのダイナミクスを調節するアルペジエーターと各ノートのピッチを選択可能なシーケンス・カスタマイザーで構成されています。
・Envelope 1 ~ 2
サステインなど、持続音のアーティキュレーションに対して設定することができます。演奏のダイナミクス変化を自由に描くことが可能です。
これらのモードを使い分け / 組み合わせることで、シンプルなコードを入力するだけでも壮大なオーケストラアレンジを作成することができるのです。また、各スロットの楽器それぞれの音量やパン、ソロ / ミュート、リバーブのセンド量などの調整を行うミキサー画面も用意されています。
◆825種類のプリセットで素早く作曲
『THE ORCHESTRA COMPLETE 4』は、様々な楽器の組み合わせやアルペジエイター / エンベロープなどのエディットが施されたスナップショット・プリセットを825種類収録。シンプルなコードを、表現豊かなボイシング、推進力のあるリズム、複雑なアニメーション・テクスチャに変え、アイデアに命を吹き込みます。プリセットは、以下の3カテゴリに分類されています。
・Orchestral Voicings
最も豊かで密度の高いオーケストラ・サウンドを生み出す、楽器の様々な演奏可能なアレンジメントが含まれています。
・Orchestral Rhythms
シネマティックで表現豊かなリズムを提供するプリセットです。オーケストラのセクション毎にシンプルで便利な演奏パターンを用意。
・Animated Orchestra
演奏されたノートから複雑なオーケストレーションのリズムを生成する、魔法のようなプリセット。
・直感的なプリセット・ブラウザ
膨大な数のプリセットの中から、ライブラリ / カテゴリ / 楽器編成 / 拍子 / ムードの5要素で絞り込み、最適なプリセットを見つけることができます。
◆PURE PERFORMANCE LEGATO
素早いレガートとスタッカートをキースイッチなしでエンジンが識別し、問題なく演奏することができます。楽器ごとに400以上あるトランジションをインターバルに合わせてフィッティングし、非常に滑らかで演奏しやすいレガートを可能にしています。
◆NOTE SECTION
アンサンブル NKI には、NOTE SECTIONが用意されています(FREEモードのスロットのみ)。コードのどの音(例:Lowest, Highest, Middle notes)をどの楽器に演奏させるかを割り当てて、よりリアルで濁りのないアンサンブル・サウンドを実現できます。
◆MIDI エクスポート
Ensemble Engineによって生成されたフレーズをMIDIでエクスポートすることが可能です。例えば、5つの楽器で構成されたプリセットであれば、5つのMIDIトラックが作成されます。これにより、生成されたフレーズを別のインストゥルメントへと置き換えることができ、スケッチツールとしての枠を超えてフレーズ・ジェネレーターとしても活用できます。
◆ENSEMBLE-MULTI パッチ
『THE ORCHESTRA COMPLETE 4』のMultis パッチは、複数のインスタンスをロードしてレイヤー化することで、リアルタイムな演奏可能性と、より壮大なサウンドを実現します。単一アーティキュレーションのオーケストラ・マルチOrchestral Voicingsや、アンサンブル・エンジンを駆使した複数のインスタンスを組み合わせてさらに複雑なパターンを作成するOrchestral RhythmとAnimated Orchestra の3カテゴリが用意されています。
◆ワークフローを加速する新機能と拡張された機能
・キースイッチ・バリエーション
『THE ORCHESTRA COMPLETE 4』のEnsemble Engine において最も強力なアップデートです。1つのプリセット内に、アルペジエイターやエンベロープの設定および後述するAdd8va機能のON / OFFバリエーションを最大4つ設定できるようになりました。キースイッチでそれらの設定を切り替えることで、曲の展開を構築可能になります。
※各スロットの楽器やオクターブ・シフト、アルペジエイター / エンベロープの割り当て設定は、固定です。
・40種類の新しいキースイッチ・バリエーション対応プリセット
『THE ORCHESTRA COMPLETE 4』は、キースイッチ・バリエーションに対応したプリセットを40種類収録。これらのほとんどは、キースイッチ・バリエーションが音楽的なセクション(イントロ / メインA / メインB / アウトロ)で構成されていて、楽曲のスケッチを迅速に行えます。
・Add 8va 機能
各スロットに対して、個別にオクターブ上の音を追加することでテクスチャを豊かにし、音響的な幅を広げます。キースイッチ・バリエーションと組み合わせて使用すると特に強力で、各バリエーションが独自の音色空間を持つことができます。
※最新の動作環境はメーカーページをご参照ください。