1986年、日本の超有名音楽メーカーがTS10を発表した。その前身であるTS808やTS9と同様、TSの典型的な
特徴である、選択的な中域周波数のクリッピングと高域周波数の大幅なカット、その結果としての特徴的な
「ミッドハンプ」を共有していた。しかし、TS10では、初期モデルと比較して、オーディオ回路に3つの微妙な
違いが導入され、わずかにメロディアスで滑らかな音色となった。TS10についての意見はさまざまで、賞賛する人
もいれば批判する人もいますが、晩年のスティーヴィー・レイ・ヴォーンや現在のジョン・メイヤーなど、著名な
ミュージシャンに愛用されています。間違いなく、TS10はTSファミリーの最後の、あまり知られていない、し
かし名誉あるペダルです。
まだ正式に復刻されていないこのペダルへのトリビュートとして、JAPAN 1986 Classic Overdriveを、お届け
します。オリジナル回路を忠実に再現し、トゥルーバイパス・ソフトスイッチとヘビーデューティーなハードウェア
を追加。外装は本物の日本製生地で手作業でラッピングされ、スペインでデザイン、ハンダ付け、完全ハンドメイド
で製作されています。
TS10は、しばしば 「ミッドハンプ」(722 Hz付近)と形容される特徴的なミッドレンジ・キャラクターで有名です。
このユニークな音色は、ペダルの選択的なクリッピングにより、低域と高域を抑えながら中域を強調しているためです。
このミッドレンジ・ブーストは、メロディックなラインやソロを引き立てる太くクリーミーなオーバードライブを求めるギタリストに
特に好まれています。
TS10のサウンドは、JAPAN 1986にも採用されている3つの主要コンポーネントによって形作られています:
JAPAN 1986 Classic Overdriveは、TS10を忠実に再現し、ギタリストにヴィンテージの魂と表現力豊かなトーンを提供
します。
スムーズなクリッピング特性で知られるこれらのダイオードは、TS10が誇るウォームで音楽的なディストーション
を生み出すために不可欠です。ペダル全体のトーンの豊かさとサスティーンに大きく貢献し、プレイヤーの表現力を
高めるダイナミックなレスポンスを可能にします。
仕様
・電源:9VDC電源(センターマイナス)
・電流消費:30 mA
・トゥルーバイパス