細かな仕様変更やバージョン違いの多い『Big Muff Π(ビッグマフ)』ですが、こちらはオペアンプを使用し『TONE-BYPASS』スイッチを採用したバージョン5といわれる時期のもの。現行モデル等にもこのデザインが使用され、ビッグマフといわれればこのルックスを真っ先に思い浮かべる方も多いかと思われます。
今回入荷は1978年頃生産の1台、上述のとおり『TONE-BYPASS』スイッチ仕様のオペアンプICを使用したバージョンとなります。プリント部分のかすれや若干のキズはみられますが、比較的きれいなコンディションといえるでしょう。筐体を止めるねじは交換されています。
オペアンプICはLM741TCとRC4558NBの2基を搭載。この3rdバージョンはDCジャックが使用できるところが嬉しいポイントですね。トーンバイパススイッチとエフェクトON-OFFスイッチは当店にて交換済みです。ディスクリート回路よりもさらに安定したローミッドが持ち味で、ディストーションとも呼べるまとまりのある強い歪みが特徴です。オールドモデルならではの深みのある歪みをお楽しみいただけます。
交換パーツ:筐体止めねじ、エフェクトON-OFFスイッチ、トーンバイパススイッチ
付属品:なし
-------Heartman Vintage Guitarsは池部楽器店のヴィンテージ・ギター&ベースの専門店です-------