イタリア・ジャズ界の鬼才、コルヴィーニ編曲による四季。
クリストーフォリの超絶トランペットが冴えわたる。
<オッタヴィアーノ・クリストーフォリ>
1986年イタリア・ウーディネ市生まれ。10歳からトランペットを始める。2004年ウーディネのコンセルバトーリJ.トマディーニを卒業。首席トランペット奏者としてローマ歌劇場管弦楽団、サンタ・チェチーリア国立管弦楽団、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場管弦楽団、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団などイタリアの主要オーケストラに参加するほか、クリストフ・エッシェンバッハ率いるシュレスヴィヒ・ホルシュタイン祝祭管のメンバーとしてツアーに参加するなどオーケストラを中心に活動。その後、アメリカ・シカゴ交響楽団のメンバーに師事し研鑽を積む。2008年、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の第1トランペット奏者として参加、2009年に日本フィルハーモニー交響楽団に首席奏者として入団。現在、同団ソロ・トランペット奏者。2016年より日本トップクラスの金管楽器奏者で結成されたアンサンブル『侍BRASS』のメンバーとして活動するほか、日本やイタリア各地でのマスタークラスなど後進の指導にも力を注いでおり、2019年には音楽アカデミー「Music System」を設立。2021年には「Music SytemJapan Brass Ensemble」名義でCD『Romeoand Juliet』をリリース。2022年にはMusic System Japanブリティッシュブラスバンドの旗揚げ公演を行うほか、自身のリサイタルにて委嘱作品[ヴィヴァルディ=コルヴィーニ:四季~ソロ・トランペットのための]を世界初演。これまでに日本アコースティックレコーズによりソロCD「稲妻~Fulgor~」「AZZURRA」をそれぞれリリース。
<マリオ・コルヴィーニ(作・編曲家)>
イタリア系アルゼンチン人のトランペット奏者で、RAIイタリア・ラジオ・テレビ・ライト・リズム・オーケストラの第一トランペット奏者であった父アルベルト・コルヴィーニ氏に師事。何年にもわたり、国内外を問わず著名なアーティストと共演してきた。ローマのパルコ・デッラ・ムジカでは、専属ジャズ・オーケストラ、PMJOの共同リーダーを7年間務めた。2012年からは、イタリアで最も高く評価されている青少年団体であるNew talents jazz orchestraとYoung art jazz ensembleの創設者でもある。2015年からはサンレモ音楽祭で副マエストロを務める。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:47:11
【曲目】
ヴィヴァルディ(コルヴィーニ編曲):四季
1 春第1楽章
2 春第2楽章
3 春第3楽章
4 夏第1楽章、第2楽章
5 夏第3楽章、第4楽章
6 秋第1楽章
7 秋第2楽章、第3楽章
8 冬第1楽章
9 冬第2楽章
10 冬第3楽章
【演奏】
オッタヴィアーノ・クリストーフォリ
スペシャル・ストリング・アンサンブル
小川響子(コンサートマスター)
鈴木慶子
山本琢也
菊地実月
吉江美桜
奥野玄宜
大熊啓悟(ヴァイオリン)
デイビッド・メイソン
山村侑
神山和歌子(ヴィオラ)
伊東裕
伊藤利英子(チェロ)
高山智仁(コントラバス)
エミィ・トドロキ・シュワルツ(チェンバロ)
使用チェンバロ
横溝ピアノコンサルティング提供
(フレンチタイプ2012年島口孝仁作のP.タスカン1769年モデル)
【録音】
2022年11月12・13日、12月27・28日/テレビマンユニオンB3スタジオ