フェイザー
グランドオービターは4段階のOTAベースのフェイザーで、静かで緩やかな音から素早く渦の巻く様な音まで思いのままです。
トグルスイッチで3種のモジュレーションが選択出来ます。Rate1では緩やかな動き、Rate2ではLFOは無効になりレゾナントフィルターは固定になります。Rate3では速い動きになります。RateノブでLFOのスピードを調整し、搭載のLEDの点滅の速さで設定したLFOのスピードが目視出来る様になっております。なお、エフェクターオフ時にもLEDの点滅は続きます。
Depthで原音とエフェクト音の混ざり具合を調整します。Sweepはフリークエンシーのピークの調整で、左に回すと高音が削れ滑らかな音色になり、右に回すと高音が増し切れの有る音色になります。Resonanceでフェーズ信号のフィードバックの調整を行えます。調整の幅が広いのでかなり深く掛ける事が可能です。なお、グランドオービターは(Phase/Vibratoスイッチで)Vibratoとしても使用可能です。その際は原音は出力されません。Depthでボリュームを調整します。
・コントロール
Depth - 原音とエフェクト音の混ざり具合を調整します。左に回すと、フェイザー量が少なく、右に回すとフェイザーの量が増します。はお、Vibratoモードの場合にはこちらはボリュームとして働きます。
Rate - LFOのスピードの調整。左に回すと遅く、右に回すと速くなります。
Sweep - フリークエンシーのピークを設定します。左に回すと低く、右に回すと高く設定されます。
Resonance - フィードバックの量の調整。右に回すにつれて深くなって行きます。
Toggle Switches
Rate1/2/3 -3種のスピードの幅が選択出来ます。Rate1で遅く、Rate2はLFOが無効になり固定のレゾナントフィルターになります。Rate3は速くなります。
Phase/Vibrate - セッティングの状態にもよりますが、Vibratoモードでは原音が切れ、ビブラートエフェクトの様に使用出来ます。その際はResonanceは低く設定してください。
・寸法
117mm x 63.5mm x 57mm
・電源
グランドオービターは9V、DCパワーサプライで2.1mmのネガティブセンターのアダプターで使用出来ます。デイジーチェインやトランス方式でないパワーアダプター等の使用ではノイズが乗る事が有りますので当社では推奨しておりません。また9V以上出力する電源は使用しないでください!
・スイッチ
電子リレー方式のトゥルーバイパスを採用していますので、電源無しでは音は出力されません。
・消費電流
10mA