■コンプレッサー、リミッター、エクスパンダー、ゲート、サイドチェインEQを統合
Sony Oxford Dynamicsプラグインは、Sony Oxfordの業務用コンソールOXF-R3に搭載された柔軟度の高いダイナミクス系ユニットに基づいて作成されました。
Sony Oxfordでは、プロフェッショナルな現場におけるダイナミクス処理に関する徹底的なリサーチを行い、その結果に基づきコンプレッサー、リミッター、エクスパンダー、ゲート、サイドチェインEQを統合したユニットを開発しました。各機能は、それぞれのOn/Offからパラメターの調整まで、完全に独立してコントロールすることができます。また、サラウンド環境のマルチフォーマットに対応したバスコンプレッサー/リミッターも、別に用意されています。
コンプレッサーのニーはソフトなものからハードなものまで選択可能で、タイムコンスタントカーブもリニア/指数カーブから選べるので、微妙なレベルコントロール、マスタリング用途から、音楽的な音色変化を狙ったコンプ音まで対応します。
レベル検知およびサイドチェインをフィードバック音を使わず、完全に入力段階で行う「フィードフォワード」方式と、正確な対数サイドチェイン処理により、理想的なサウンドキャラクターと、正確なダイナミクス管理を実現しています。
透明で微妙なレベルの調整から、積極的な音作りまで。この、洗練されたプロ仕様のプラグインを使えば、アナログ、デジタルを問わず、他のどんな製品でも実現不可能だったダイナミクス処理を体験していただけることでしょう。
■主な特徴
●完全に独立したパラメターを備えたコンプレッサー、リミッター、ゲート、エキスパンダーを装備したチャンネルダイナミクスプラグイン。
●2バンドサイドチェインEQ付き(チャンネルダイナミクス)。
●チャンネルダイナミクスプラグインとは別に、サラウンドのマルチフォーマットに対応したバスコンプレッサー/リミッターを用意。
●リニア/指数カーブを選択可能なアタック/リリースカーブ。
●バスコンプレッサー/リミッターでは、サブチャンネルフィルターやゲイン検知コントロールを設定可能。
●正確な対数サイドチェイン処理。
●ソフトからハードまでニーを選択可能。微妙なマスタリングから積極的なコンプ処理まで幅広く対応。
●音の迫力、存在感、パンチを調整可能なInflatorゆずりの「ウォームス」機能付き。
●超低ノイズ/歪み仕様 (-130dBr以下)。
●全パラメターをオートメーション可能。
■動作環境
・Mac OS X 10.5~10.7(Intelプロセッサ)
・Windows 7 /Vista/XP 32 / 64bit対応
・Avid Pro Tools 8~10
・AU、VST(v2.4)ホストアプリケーション
・iLok2 USB Smart Key(別売)、および接続用のUSBポート×1基
・基本的な動作環境はRTAS、AU、VSTホスト・アプリケーションの動作環境に準じます。
・Native版には、AAX-Native、RTAS、Audio Units、VSTライセンスが含まれます。