Rust Codec はシューゲイズ的な空間を埋めるような密度の高いサウンドからブチブチと音が切れるゲート感のあるサウンドまで無段階で調節出来るファズと、リピート音を繰り返しファズ回路に送る事で独特なローファイ感を生み出すディレイが組み合わさったファズとディレイの複合機です。
【ファズ】
Starveコントロールで歪みのキャラクターを変化させることが出来ます。
絞り切った状態では丸く太く密度の高い粘るようなサウンドとなり、12時(中央)付近から音割れ感が付加されます。
更に上げていくと、ブチブチと音が切れるゲートファズの様なサウンドに変化します。
※入力信号の大きさによっては10時程度から音切れが始まります。
【ディレイ】
Time1,Repeat1とTime2,Repeat2の2組の設定をフットスイッチで切り替えることが出来ます。
ファズとディレイはそれぞれ密に繋がっており、ディレイのみでの使用やクリーンなディレイサウンドを得る事は出来ません。
ディレイタイムは最小50ms、10時付近で約300msとなり、それ以降はノイズが増えながら最大約1000ms程度となります。
ディレイタイムを長くするほどリピート音はよりローファイになり、ノイズも増えていきます。
※Repeatを絞って消えるパルスノイズは仕様となります。
●Repeartを絞り切るとリピート音が無くなる事でディレイがオフの状態となりファズのみで使用することが出来ます。
リピート音は繰り返されるたびにファズ回路を通過するようになっている為、繰り返されるたびに音が崩壊していきます。
※Repeatコントロールを高く設定すると、Rust Codecは発振します。
意図せず大音量になる事があるのでご注意ください。