レアなボグ・オーク・ボディの特別なRoya。
高度な木工技術と類稀な芸術センスを持ち合わせたドイツの製作家、イェンス・リッターが製作するRitter Instrumentsの作品は、楽器としての機能性を破綻させることなく、モダンアートの手法をエレクトリックベースのデザインに大胆に取り入れており、そのどれもがユニークで高い芸術性を持った楽器でありながらも机上のデザインに終始することなく、純粋に楽器としての優れたバランスとサウンドを考慮して設計されています。
本器は、推定約9000年前ともいわれるBog Oak 材をボディに採用した大変貴重な一本です。
ボグオーク(Bog Oak)とは、何千年もの長い間、極端に酸素が少ない沼地の底などで朽ちることなく眠り続け、炭化が進んだオーク材のことを指し、最も希少価値の高い樹木ともいわれています。泥炭に守られながら高い圧力の中でゆっくりと炭化が進み、何世紀にも渡って熟成されたボグオークは、硬度も高くなり、木材中のタンニンが泥炭に含まれる鉄分やミネラルと反応し、このような黒っぽい色になるのだそうです。
重量はトータルで約4.2キロと比較的軽量な部類ですが、音のパンチや重量感としてはかなり重い楽器を弾いているような感触で、化石の一歩手前まで熟成されることで得たボグオークの硬度によるものとみて良いのでしょう。それも、決して「鳴らない楽器の硬さ」ではなく、あくまでもトーンウッドとしての良い硬さ、といった感じで、実に弾いていて楽しい楽器です。
オリジナルの「MASTER Triplebucker」ピックアップは、トグルスイッチにより、パワフルなハムバッカーと、ハムフリーのクリーンなシングルコイルのサウンドを選択可能で、レアアースのマグネットを使用することで濁りの無いクリアなサウンドを実現しています。
高度なアート作品を数多く生み出しているRitterは、その外観に目を奪われがちですが、この個体に関しては、特に楽器として注目していただきたい一本です。
2008年に製作されたものですが、外にほぼ持ち出さず大事に弾いてこられた楽器のようで、ゴールドパーツのくすみこそありますが、目立った傷も特になく、指板面、フレットなども非常に綺麗な状態で、ネック等も何ら問題ない、グッドコンディションとなっております。ノブは木製ノブに交換されていますが、オリジナルも付属します。
特別な一本をお求めの方は是非!
<付属品> オリジナル・ハードケース、スペックシート、レンチx3、トラスロッド用レンチ、Dunlop ストラップロック、オリジナル・コントロールノブ
<スペック>
Shape: Roya
Number of Strings: 4
String Spacing: Standard 4 (60mm-32mm)
Hardwarecolor: Gold
Bridge / String Attachment: Ritter 3D / Spring Steel Attachment
Tuners: RITTER BT - Custommade by Gotoh
Nut: Bone
Strap Buttons:
Body-Wood: Bog Oak
Body-Color: Natural Sandblasted
Body-Finish: Frosted Transparent
Neck-Wood: Limba
Construction: Bold on 3-Piece
Neck-Color: Black
Neck-Finish: Futura Frosted
Fingerboard: Ebony / Fretted
Scale: 34 (863,8mm)
Elektronics: RITTER MASTER Parametric
Pickup Bridgeposition: RITTER MASTER Triplebucker
Pickup Neckposition: RITTER MASTER Triplebucker
Weight: 4,2 kg ( 9,24 lbs)
Special Features:
Super rare Bog Oak Body wood one piece / Age: approx. 9000 Years
Mammoth Ivory Nut
This Instrument is an exclusively hand-crafted unique product