ノイジーでバズィーな、ジリジリとしたファズやディストーションサウンド…一般的なサウンドと一線を画す製品は確かにJPTR FXの特徴です。
しかしながら、これまでの評価は完全なものではなかったように思うのです。
そのため、本機のようなより強烈かつ機能的なモデルをリリースすることは私たちの義務でした。
Add Violenceは、一般的なギタリストをターゲットにした同世代のファズを凌駕する、非常に自己主張の強いファズです。それでいて、このファズはあなたが接続する様々な機材との共存に配慮して製作されました。
しかし…いつものように、私たちは決してこれが完璧な製品であるとは断言しません。このモデルが真に評価されるかどうかは使うあなた次第なのです。
Add Violenceは、Volume、Gain、Diode Switching、Toneを搭載しています。
Toneによりミッド~フルミッドにかけて非常に幅広い可変を生成し、Volume・Gainで音量とファズの量を設定します。
Diode Switchingを無効にすればアグレッシブなゲートファズとなり、原音に加えコンプレッション感とミッドにフォーカスされたキャラクターを併せ持つようになります。
また、Diode Switchingをオンにすれば、ボリュームを増加させ歪みを約2倍まで大きく感じさせ、歌声のようなサステインと非常にオーガニックでダイナミックなブレイクアップが加わります。
さらに、Clean Blend(ペダル内部)は透明度と質感のバランスを保ち、ギター本来のキャラクターを保持するのに役立ちます。その他の内部機能も駆使することで、前述したコントロールよりもさらに詳細までサウンドを形成可能。
それら実用的なコントロール・パラメーターは、ドラムマシン、シンセ、ベースギターといったローエンドの発音楽器で特に輝きを放ちます。
※Add Violenceのポテンシャルを最大限に発揮させるには、50W以上のクリーンアンプで使用することをお勧めします。
■主な特徴
・力強く、無謀なほどの大音量:ジェットロケットの様なサウンドを生み出すスーパーファズ
・アッパーオクターブコントロール:アッパーオクターブの付与によりオクタファズへと変貌
・ブーストコントロール:お隣さんの鼓膜を吹き飛ばすに十分な大音量を出力可能
・クリーンブレンド:ギター本来の個性、元々の透明感や質感とバランスを取るためのブレンド機能
■製品仕様
供給電圧:9VDCセンター ?
消費電流:2.1 mm, 50 mA
スイッチ:BYPASS
接続端子:Input, Output, 9V DC
寸法 130 × 65 × 60 mm (ノブ,端子等含む)
重量 264 g