2019年にデビュー25周年を迎え、7つの公約を発表して、公約5の全国9箇所17公演、18万人動員の大型アリーナツアーが「GLAY ARENA TOUR 2019-2020 DEMOCRACY 25th HOTEL GLAY」として開催された！ 2019年の5月～6月に掛けて「GLAY LIVE TOUR 2019 -SURVIVAL-　令和最初のGLAYとHEAVY GAUGE」は、涙する程の素晴らしさで’99が蜃気楼の様に蘇がえり、HEAVY GAUGE Anthologyもリリースされて新たな感動を貰った！メットライフドームでの「GLAY 25th Anniversary “LIVE DEMOCRACY” Powerd by HOTEL GLAY」を経て、15枚目のアルバム「NO DEMOCRACY」がリリースされてのアリーナツアーはワクワク度がピークに達する！

筆者11/5のZepp DiverCity、11/24の埼玉スーパーアリーナ、1/19の三重サンアリーナに参加！三重ではリハーサル直前の生々しい機材取材を敢行！機材撮影後のリハーサルで、「Bible」でのブレイクを経て始まるテンポに、TERUがストップを掛けて少し速い！これでは早口言葉の様で言葉が伝わらないのでは？と提起！再度テンポを確認してリハーサルは進行！常に聴く者に寄り添うGLAYの真骨頂を垣間見た気がしました。音と言葉の力がどれ程のエネルギーになってリスナーに伝わるかが判るから、何度も演奏された楽曲でも僅かな違いを見過ごさず、渾身の楽曲として届けたいGLAYの気持ちに嬉しくなりました。ステージセット、照明、音響、物販に到るまでまさに、”HOTEL GLAY”のホスピタリティを全身で感じながら、至福の時間を過ごしました！

GLAY ARENA TOUR 2019-2020 DEMOCRACY 25TH HOTEL GLAY THE SUITE ROOM

SET LIST

1.My name is DATURA
2.黒く塗れ!
3.Flowers Gone
4.JUST FINE
5.everKrack
6.戦禍の子
7.あなたといきてゆく
8.COLORS
9.誰もが特別だった頃
10.笑顔の多い日ばかりじゃない
11.はじまりのうた
12.氷の翼
13.Into The Wild
14.AMERICAN INNOVATION

15.BLACK MONEY
16.Beautiful like you
17.つづれ織り～so far and yet so close～
18.口唇
19.THINK ABOUT MY DAUGHTER
20.Bible
21.REIWADEMOCRACY
22.反省ノ色ナシ
＜Encore＞
23.Runaway Runaway
24.月に祈る
25.FATSOUNDS
26.VERB

[TERU]
EQUIPMENTS

K Yairi　
YD-88BK&YD-88M
「誰もが特別だった頃」で登場！サンバーストのYD-88Mはサブでスタンバイ！

K Yairi　
YD-88BK

[HISASHI]
EQUIPMENTS

[GUITAR]

ステージ下手の一段下がったスペースに鎮座する機材達！

ZEMAITIS
’94 METAL FRONT
My Buddyと呼ぶ愛器！ネックシェイプのプロファイル・データはOcchio 022やEVO 0202ZへとDNA拡散する！キズやステッカーは歴戦を語る！

Zodiacworks
X BONE JUSTICE-01
ピックガードのJokerが見え始め、バックのステッカーにも進化が・・・、 JUST FINE、everKrackで登場！

Journeyman
SGC-015
’18 ACE OF SPADESから蘇った！7/8サイズのSGC-15。マッチングヘッド、B-Pearl PGとフロントDuncan Twin Rail、センターVanzandt Vintage Plus RW、リアGibson 57 Classicオープンカバーへとカスタマイズ！

STEINBERGER
GM7TA
Into The Wildの神秘的なイントロと優雅なトレモロが魅力！因みに冒頭のサウンド・エフェクトはFRACTAL FX Ⅱで製作、FX Ⅲへコンバートされた！

Tokai
Armored TALBO
FRTトレモロ、Hobby Laser-Gun、Sustainer、ワーミーペダルは最強のチーム！黒く塗れ！で登場！

Tokai
TARBOSAURUS #001
BLACK MONEY！’99 GLAY EXPOで活躍したSWAMP ASHサンバーストボディのTARBOSAURUSが進化！PU、オールラッカー塗装、トレモロブロック等全面モディファイ！ボディにBLACK MONEYが貼られてる！Relic仕上げがシブイ！

[RACK]

・FURMAN PL-PLUS（パワーディストリビューター）

・KORG DTR-1（ラック・チューナー）

・SHURE AD4D (ワイヤレス)NEW!
電波法の関連もあり、前回から導入された！

・CAJ Wireless Input Selector

・FRACTAL AUDIO SYSTEMS Axe-FX Ⅲ
HISASHIサウンドの中核を成す！FX Ⅲになってからはより、リアルなギターサウンドが放たれる！モジュレーション系もLine6の頃に肉薄！

・FRACTAL AUDIO SYSTEM MS Axe-FX Ⅱ
Ⅲ導入後もしっかり見守るお兄さん！

・VHT FRYETTE Classics ⅩⅩⅩ
パワーアンプの王者、VHT Classicが発売30周年を記念して、世界限定30台“FRYETEE Classic XXX”として限定復活！設計者Steve Fryetteの名前が冠！

・VHT TWENTY ONE HUNDRED-2100
サブ機でツアーには必ず同行！

[FOOT SWITCH&EFFECT]

Line6 M5 (STOMPBOX MODELER)

・Eventide MODFACTOR（高品位なモジュレーションStomp Box）

・rjm mini EFFECT GIZMO

・ツアー用ピック沢山

・CAJ IN and OUT

・FRACTAL AUDIO SYSTEMS 　FC-12 FOOT CONTROLLER
Axe-Fx IIIのポテンシャルを最大限に引き出す専用フッロコントローラー！
ディスプレイにはラック同様34 Think About My Daughter S1 Backingが表示！

・R2-D2

[FOOT CONTROLLER&EFFECT]

・BOSS DD-20 （All I Wantには必須！My name is DATURAでも活躍！）

・Digitech Whammy（laser-Gun&ディレイと共にグイグイ掛ける！）

・ERNIE BALL WAH Pedal

・FRACTAL AUDIO SYSTEMS EV-1 Expression Volume Pedal

・TC-ELECTRIC POLY TUNE（ポリチューンは安定のチューニング）

・FUN ON/OFF SW
画像奥にはKORG DTR-1 チューナーとFUNが設置、左面にセットリストと右面にはミラーが見える。

[CABINET]
CUSTOM AUDIO AMPLIFIER
4×12を2基！

[CABINET]
CUSTOM AUDIO AMPLIFIER
裏面もじっくりご覧下さい。

[CABINET]
CUSTOM AUDIO AMPLIFIER
キャビの上にはLIGHTSABER！

[EAR Monitor]
JH Audio Custom Made
ES60GF231 新しくなりました
SHURE P10R(Transmitter)

[PICK]
SPK RECデザインが新しくなりました。
サイズと厚さは不変です。

[JIRO]
EQUIPMENTS

[BASS]

Top Dog
JRO-08
このところ使用頻度が多いラメラメシルバー！
JIROサウンドにDuncan SMB-4Dは必須となった！

Top Dog
JRO-07
撮影時に持った瞬間！重い！と唸ったヘビーウェイトな固体！重量級が故の重く厚いサウンド！戦禍の子、あなたといきてゆく、COLORS、氷の翼、つづれ織り～so far and yet so close～、反省ノ色ナシで使用！

Top Dog
JRO-03
サブで待機！アッシュボディ、Lindy Fralinピックアップの正統派ベース。

[RACK]

・SHURE AD4Dワイヤレス

・AVALON U-5 Class A DI Preamp (高品位サウンド！新規導入)

・TECH21 SANSAMP BASS DI

・Mckie 802VLZ4 lineミキサー

・Kemper Profiler Power Head JIROサウンドの要！

[FOOT CONTROLLER]

手前前列から時計回り

・TECH 21 SANSAMP Classic

・MXR bass octave deluxe

・Xotic BASS BB Preamp

・CAJ カスタムメイド・パラボックス

・Providence BASS BLASTER

・CAJ Smart selector

・BUDDA　PHATBASS

・ZOOM Multi Stomp MS-60B

・TECH21 SANSAMP BASS DI （赤！イケベオリジナル）

・CAJ MIDI & Audio Controller RS616
SUNSAMP BASS DIとBUDDA PHATBASSで根幹を造る！

[MONITOR]
TC-ELECTORONIC POLY TUNE
FUN ON/OFF SW
MONITOR　SPにはセットリスト

[PICK]
ギザギザの切れ込みを入れて、滑り止め仕様で使用。

[Bass Amp&CABINET]
Trace Eliot AH400SMX/キャビ15“×2
JIROのアイコン的アンプ！

[TAKURO]
EQUIPMENTS

[GUITAR]

ステージ下手の一段下がったスペースに鎮座する機材達！

テックさん用指示書には急な変更などが記入されている。

手前から
Gibson ’59 Les Paul Standard　#9 1929
Gibson Les Paul Custom Jimmy Page Signature JPC 197
Gibson ’70s Les Paul Custom
Gibson ’58 Les Paul Standard Reissue
Fender Jimmy Page Mirrored Telecaster　

Fender Jimmy Page Dragon Telecaster　

Gibson
59 Les Paul Standard　#9 1929
JUST FINE,everkrack,誰もが特別だった頃、はじまりのうた、で登場！

Gibson
59 Les Paul Standard　#9 1929

Fender
Jimmy Page Mirrored Telecaster
白いスーツとストラップでまるでJPの様だ！My name is DATURA、黒く塗れ!で登場！

Fender
Jimmy Page Mirrored Telecaster

Fender
Jimmy Page Dragon Telecaster
Into The Wild、AMERICAN INNOVATION、VERBで使用

Fender
Jimmy Page Dragon Telecaster

Gibson
J-50
反省ノ色ナシでLes Paul Customと共に使用。ワイヤレスにFishmanピックアップのケーブルを供締めする。

手前からGibson ’68 J-200,Gibson J-50,TERU使用K-Yairi YD-88BK,YD-88M,Gibson ’64 FireBird-Ⅰ,Journeyman TKR-01,Gibson ’58 ES-335が鎮座！

[RACK上段]

・SHURE AD4Dワイヤレスレシーバー　

・FREE THE TONE FB-2 FINAL BOOSTER

・Ibanez 　Tube Screamer mini

・MXR/CAE Booster/Line Driver

・MXR Dynacomp

・Peterson Stomp Classic

・MOJO HAND FX IRON BELL

・KLON CENTAUR Long Tail

・FREE THE TONE ARC-3

[RACK中段]

・Eventide H9 MAX GOLD Limited Edition

・FREE THE TONE FLIGHT TIME FT-1Y

・FREE THE TONE MIDI CONTROLLER MC-3

[RACK下段]

・BOSS CS-3

[Acoustic Guitar Effects]]

TERU:Fishman PLATINUM Pre EQ/Analog DI

TAKURO:Fishman Aura Spectrum DI Preamp

[PICK]
愛用のJ/D 0.88mmピックとスライドバーがスタンバイ！

[CABINET]
右側茶色サラン1960年代と左側灰色70年代の黄金時代のマーシャル1960A、1960Bと「GLAY灰とダイヤモンド、1994.5.25」のリリース日の貼られた1922の上に、Bruce Zinkyが乗る。マイクが置かれているスピーカーからPAに送られる。クリーンでのコード感が若干クランチされるのが、最近のTAKUROサウンド！ヘビーな歪みは突き抜ける！

[FOOT CONTROLLER]

Ernie Ball ボリュームペダル
KORG   Pitch Black   愛用者の多いチューナー！
Jim Dunlop TK/95     TAK Wah
FUN     SW
モニターに貼られたセットリストの左端には、使用ギター機種が書かれていた。

[SET－LIST]

[EAR MONITOR]
WESTONE       ES-60
SHURE          P10R    Transmitter
KORG          DTR1     Tuner
スライドバーもスタンバイ！

※時間の関係で撮影できなかった分は、下記レポートも参照下さい。
アニバーサリーイヤーでのメンバー夫々の変化をリアルに確認できます。

GLAY ARENA TOUR 2017 “SUMMERDELICS”突撃機材レポート！

[TOSHI NAGAI]

(Support Musician)EQUIPMENTS

[ドラム全景]

・Pearl CRYSTAL BEAT （ステッカーチューニング）w/drumlite(LED Lighting System)
22”×16”BD×2,10”×7”TT, 12”×8”TT, 16”×15”FT
SD:CRALITY　CLA1465SS
Pedal Eliminator REDLINE×2

・Sabian
AAX-14HH-B   AAX 14"Medium Hats
AAX-12SP-B   AAX 12"Splash
HHX-18EVOC-B   HHX-18 O-zone Crash
AAX-16MC-B   AAX 16" Medium Crash
AAX-22MER-B   AAX 22" Metal Ride
AAX-19TC-B   AAX 19" Thin Crash
SRC-18C   Terry Bozzio Radia China 2枚重ね
AAX-20C   AAX 20"Chinese

CRALITYもサブがスタンバイ！
セットリストの下には初代TOSHINAGAIシグネチャーモデル TN1465。
アンサンブルで聴くドラムサウンドはより研ぎ澄まされGLAYの屋台骨を支える！

Roland TM-6 Pro Trigger Module
生のドラムサウンドにパッドからの信号で、予め搭載されたサウンドが足される。キックは常にCRYSTAL BEATとTM-6 Proが鳴っている。
「あなたといきてゆく」のタンバリンと「誰もが特別だった頃」のティンパニーは、TM-6 Proのサウンドです。

Roland BT-1
カウベルの様にセットされるが、鳴るのはTM-6 Proの内臓音源だ！ 2017年のSUMMERDELICSツアーではVドラムがセットされていたのが、2019年HEAVY GAUGEツアーでは太鼓は全てアコースティックになり、SPD SX Sample Padだったものが、TM-6Proに進化を遂げているToshiの最新セットです。
バンドサウンドはより円熟されながら、Flowers Gone等作曲された頃の鮮烈な勢いも感じられるパワーとグルーブは、常に新しいサウンドを求める求道者なのかも知れません。

[ハジメタル]

(Support Musician)EQUIPMENTS

[キーボード全景]

YAMAHA CP-1,BOSS RE-20,Roland A-49,CLAVIA nord electro2 Sixty One
ヤマハのステージピアノの最高峰！CP-1で口唇前の幻想的ピアノサウンドはハジメタルの世界！

BOSS RE-20

Dave Smith Prophet 08,BOSS TU-3W,Arturia MiniBruteアナログシンセで固めた厚いサウンド！

Dave Smith Prophet 08,Arturia MiniBrute

BOSS TU-3W
チューナーはナント！TU-3W！

Neo Instruments Ventilator
足元にはレスリー的ロータリーエフェクトが活躍！BOSS RE-20と共にnord electro2に掛ける！

Roland INTEGRA-7,サブミキサー
INTEGRA-7はMIDI keyboardのA-49で鳴らしている！下段ミキサーで各機材の音源をまとめ、上段右のミキサーで本人が聴けるようになっている。上段左側はテック氏用となっているとの事。

Nord electro 5D
TAKUROのマーシャルの上に立って弾いている様に見える、コンパクトなNordもスタンバイ！

※25周年のアニバーサリーイヤーでの集大成的ドームツアーを前に、世の中の大きなうねりの中、GLAYは10年ぶりのベストアルバム「REVIEW Ⅱ～BEST OF GLAY～」をリリース。 TERU,TAKURO,HISASHI,JIROがそれぞれセレクトした珠玉の楽曲達！常に聴く者に寄り添い、励まし、背中を押し、共に歩いてきた25年の何気ない日常が、如何に愛おしいかをREVIEW Ⅱが教えてくれる。この歳月は何物にも替えられない。詳しくはhttps://www.glay.co.jp/review2/index.php