■トリプルEVOが放つ存在感!
エシカル・トレックを冠として緊張感の漂う世界の中で敢行された『会然TREK 2K20▲03』を受けて、『会然TREK 2K20▼04 GHOST VENUE』は4/19の振替公演として6/7NHKホールが予定されていたものが、6/20に会場内無観客オンライン配信ライブとなって開催された。
大規模な配信・撮影システムが組まれ、全世界にリアルタイム配信、共有された「生」の平沢進+会人ライブ。
更に、平沢が振り回す?!カメラ映像でも驚かされた360°カメラ、Insta360による驚嘆映像は8/15~8/21の期間限定で配信された!
筆者会場で本番直前の客席で待機すると、ここ映りますよ!とアナウンスされ、PAの背面に移動致しました。
入念なリハーサルから幽霊逹が通路で手を振る映像まで、『会然TREK 2K20▼04 GHOST VENUE』を堪能致しました!
機材関連は『会然TREK 2K20▲03』(https://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/20200314-TREK2K20-03/index.html)と概ね同一ですが、配信機材とラストのチェーンソーまで感動が再び蘇る突撃レポートです。
■EVO 0101Z-Sustainer PHYTOELECTRON
このライブ後直ぐに新たなモデファイが進行!
ニューアルバムのレコーディングでも大活躍!
■EVO PHYTOELECTRON 0101Z H-Silver
H-Silverボディが鈍い金属光沢が存在感を主張する!抹茶カラーネックが美しい!
■Godin Grand Concert Duet Nylon Ambiance
正統派エレガットギター遣い!ワイヤレス用ケーブルがボディ背面に装着。
■BOSS GT-100
愛用マルチエフェクター、DIGISURFが表示されています。
■TESLA COIL
高周波・高電圧を発生させる共振変圧稲妻発生器!Laser Harpとの共演が感動を更に深める!
■Laser-Harp&Main PC
遮断するLaserからプログラムされたMIDI音源がループする平沢の芸術的境地!
アンドロイドが操るLaser!
■Side PC/Roland M-48
Laser-Harpの音源用PreSonus Sample One XTが起動!
■EVO PHYTOELECTRON 0101Z Chemical Polishing
ネックカラーがあずき!EVO PHYTOELECTRON!
■YAMAHA Silent Cello SVC-50
■Laser Remote Controll
■Novation Launchpad
■EVO EVO BASS B0101Z H-Silver Bartolini Proto
圧巻のパフォーマンスと共に重低音を担う!EVO BASSの骨格ボディから手を入れて奏でるTAZZ!
ステージを横断するレーザーはステージ上手の発振器からのみ発射されています。
会人がジョイスティックで操作する時は上手&下手の両方がそれぞれの会人に対応して使われます。レーザー発振器は計2台ですが、発射方向はレーザーのスタッフが手動で発振器の向きを変えています。
レーザーのコントロールはDAWに仕込まれたMIDI信号で行われ、MIDIを受けるレーザーコントローラーはレーザーの専門スタッフによって管理されています。
(平沢談)
■チェーンソーパフォーマンス!
EVOの傍らにチェ-ンソーを持って唄うアーティストを初めて見ました!
満員の幽霊達に挨拶!
満面の気迫でまだ演れる!
ステージ上に設置された1台の球体カメラ。後日のVR映像配信のマスター機となったInsta 360 Pro 2。 同じくInsta 360の超小型360°カメラONEを平沢がステージを振り回す姿は、すでに恒例!?
誰もいない(幽霊達は見ていた!?)客席後方、PA、照明卓が組まれた最後列に設置された、配信・撮影チームの機器群。 カメラ群から送られてくる多数の「絵」の中から決定的瞬間を瞬時に選び、捉え、世界へ向けて送り出された。
ステージ上、ステージ下、客席等々にスタンバイされ、平沢、会人に向けられる多数のカメラ達。大掛かりなクレーンの姿も。
『会然TREK 2K20▼04 GHOST VENUE』のめくるめく世界観。
「人間が消えたGHOST TOKYO。空っぽのGHOST VENUE」幽霊達の会場は・・・・
このレポを読まれている方はもれなく、平沢のすぐ近くで視聴するかの様な360°カメラ映像を堪能されたと思います。
世がコロナ禍という未曽有の世界に言葉を失いかけた時、平沢の佇まいと発する「音、言葉」が浄化作用の薬剤の様に降り注ぐ瞬間を、NHKホールで体感してしまった!
全世界の平沢信者は同時にその感嘆の感情をチャット上で繰り広げ、更に振り撒かれる薬剤となったと感じました。
8台の360°カメラ、レール、クレーン、手持ちを駆使した8/15~の360°配信は会場で見た筆者にも見られなかった、平沢と会人の全方位のエネルギーは自分の感性を更に昇華させてくれた!
EVO 0101Z PHYTOELECTRONとLaser-Harpを遣わずに、CARAVANと現象の花の秘密は夫々360°カメラとチェーンソーを持ち、高らかに謳い上げたのは何を伝えんとする?
明日からも日常は続く、”然るべくして会う=会然・エシカル・Esikaru TREK”この日浴びた平沢の魂の片鱗を持ってPC前のオーディエンスは、生きる力を得て更に前に進めると確信する
制作中の作品が待ちきれない!!
詳しくはhttps://susumuhirasawa.com/