Sadowsky NYC ファクトリーツアー 2016
Sadowsky NYC ファクトリーツアー 2016
日本のディーラー初!ニューヨークのSadowsky工房を訪問!
日本のディーラー初!ニューヨークのSadowsky工房を訪問!

ニューヨークはロングアイランドに工房を構えるサドウスキーの工房に行って参りました!

実に30年もの長きにわたって一代理店の枠を超えた確固たるリレーションを築いたオカダインターナショナルの協力のもと実現した今回の訪問は、なんと日本のディーラー初とのことで、同TYOのカスタム製作およびMetro シリーズの設計、監修を務めるチーフルシエ、菊地嘉幸氏にご同行いただき、Bass Collection 岡崎と、Bass Station リボレ秋葉原の牧がお邪魔してまいりました!

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ファクトリーツアー 前編
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代表のロジャー・サドウスキー氏直々に工房内を案内していただきました。

入り口のタペストリーの真ん中には菊地さんの姿が。

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工房内に入ってすぐの壁には、Joan Jett やBONJOVI, AEROSMITH等、ロジャーが楽器の製作やリペアを手掛けたアーティストがプラチナアルバムを受賞した際に贈られた記念品が誇らしげに飾られています。

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ここで弦やプリアンプ、アクセサリー等の管理がなされています。

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新発売のパッド入りレザーストラップ!

ブラウンと黒の二色で、柔らかくて使いやすそうでしたよ!国内発売は現時点では未定。

アウトボードプリのほうもシンプルな別バージョンのリリースを予定しているとのことで、2017年はベース本体以外の関連アイテムも色々動きがありそうです。

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こちらは、彼らのフェイスブックでもよく登場しているベースの部屋。

販売中のInStock はこちらですべて試奏可能です。

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試奏用のアンプは、古いものから最新のものまで、あらゆる好みに対応出来るようズラリと用意されており、どれも電源を入れるとすぐに音が出せる!という素晴らしい環境でした。

こういった気配りはさすがです。

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ショップマネージャー、リサの愛犬カジュ。

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隣はギター部屋。こちらも様々なアンプが用意されていました。

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こちらが作業場!ここで全てのNYC Sadowsky が作られます。

念願叶ってついにここを訪れることが出来ました・・

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そしてついに!ここがロジャーのベンチです。

ここで数々の大物ミュージシャンの楽器の修理/調整が行われていると思うと感慨深いですね。

ついガン見してしまいました(笑)

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それでは、いよいよ製作現場に参りましょう!

まずは重要なネックです。

“TRUEING”と呼ばれる、指板の面出しを行います。

指板のラディアス(カーブ)と、ナットから指板エンドまでのストレートをこの時点で完璧に出しておきます。

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ラディアス付きのサンディングブロック。

ロジャーは12インチの指板にはひとつ上の14インチのブロックを用いてさじ加減を微妙に調整しているそうです。

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隙間なくビシッと直線が出ているか入念にチェックしながら削っていきます。

この作業の精度はフレットを打った後のネック(フレットトップ)の精度に繋がりますので、非常に重要です。

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時に親方の厳しいチェックが入ります。

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フレットを打っているのは、2014年に入社したルーカス(Lukasz Gunia)。

彼の前職はマンハッタンにある楽器店でヴィンテージギター等のリペアーをしていたそうで、後日そのお店にも行きましたが、アコギのネックのリセットやボディー割れ修理、塗装修理まで器用にこなす方で、工房でももっとも重要なフレット周りの作業やネック塗装を任されています。

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フレットの高さにバラつきがないかチェックし、浮きなど無いようにしっかりと打ち込みます。

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隙間無くしっかり接着固定されたフレット。

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余分なグルーを丁寧に削り取り、フレットのエッジを丸め、美しく整えたら、塗装に入ります。

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塗装ブース。

Sadowsky の快適な演奏性に大きく貢献しているネックの”Thin Matte Nitro”(薄いサテンラッカー)フィニッシュはここで行われます。

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塗装中のネック。

普段はあまり見る機会の無い、ネックジョイント内部。

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完成したネック。

ネックだけでも既にオーラを放っています。

そして、ボディーのテンプレートやピックガード。

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ベースのテスト機。

ピックアップの種類や位置による音の違いを検証し、ニューモデルやアーティストの楽器に採用されます。

こういったものは普段なかなかお目にかかれませんので、大変貴重ですね!

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こちらがお宝の山(笑)、材置き場です。

キルテッドメイプルやコア、バックアイ等、厳選されたゴージャスなボディートップ用の材や指板材が保管されていました。

もちろん、今回はこの中から材を厳選して現地オーダーしてまいりましたので、完成をお楽しみに!

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メイプルやローズ、エボニー等の指板材。

この棚は極上クラスのバーズアイメイプルが山盛り!

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ロジャーが指さしているのは、上モノのキルテッドメイプル・ボード!

近年特に上質の材の入手が困難になってきているようですが、さすが業界に顔が広い彼等だからこそといえる厳選された材の宝庫。

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あまり見る機会が無い、極上キルトの外側。

外皮を剥いだところで木自体が既にこういう形になっているんですね。

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シングルカットのテンプレートと指板材。

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今回はラッキーなことに、指板用の上質のバーズアイメイプルが豊富にありました。

大喜びしているにも関わらず冷静さを装う岡崎。

この中からベストな材を選ばせていただきました!

ファクトリーツアー後編に続く・・・>>
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