遂にベールを脱いだ最新鋭デジタルワークステーション『YAMAHA MOTIF XS』の発売を記念して、シンセサイザースペシャリスト浅倉大介氏に、鍵盤堂スタッフが直撃インタビュー!!自身の音楽のルーツや、ヤマハシンセサイザーを振り返りながら、最新機種『MOTIF XS』の魅力について語っていただきました。
鍵盤堂スタッフ:
(以下:鍵盤堂)
私がシンセを始めたきっかけは、やはり浅倉さんの影響が凄く大きいのです。その憧れの浅倉さんに直接お話が聞けるなんて、本当に嬉しいです。
今まで数々の雑誌インタビュー等でのお話と重複してしまうかもしれませんが、改めて浅倉さんのシンセ、そして音楽のルーツをお伺い出来ればと思います。
浅倉大介氏:
(以下:浅倉)
MT-44D(1984)
カセットデッキの様な外観の4トラック・カセットMTR。
当時の価格¥80,000
最初に衝撃を受けた音楽は「YMO」でしたね。当時YMOがきっかけとなってシンセを始めた人も多いんじゃないですかね。最近では「ライディーン」のリメイクのバージョンとかもCMで流れていますね。あれも良いですよね。
僕が音楽を聞き始めた時、やはり自分で曲を作りたいという思いがあって、しかも「世の中に無い音、生楽器では出せない音」で曲を作りたかったんです。
でもどうやったら出せるんだろうって…自分の頭の中で"こうしたい"という音が、僕にとっては生楽器ではなかったんですね。その時にYMOを耳にして「これだ!」と。
それから、すぐに思いを形にするべく小型のアナログシンセ(Roland SH-101)を手に入れて。最初のシンセとの出会いですね。そしてすぐに色々な音を作って、恐らくあれ以上は作れないだろう、と言うところまで音作りをしたと思いますよ(笑)。そして当時手に入れたYAMAHAの『MT44D』という4トラックカセットMTRを使って、1トラックづつ録音して多重録音で曲作りをしていましたね。

鍵盤堂:
浅倉さんにとっての「曲、音を作る」為のツールが、アコースティック楽器では無くシンセサイザーだったのですね。浅倉さんといえば、YAMAHAのシンセサイザーとの関わりが非常に深いのですが、YAMAHAシンセとの出会いをお聞かせいただけますか?
浅倉:
やはり『YAMAHA DX-7』ですね。『DX-7』は、当時、バンドにおけるキーボーディストの地位を一気に向上させた(笑)、シンセ界のある種記念碑的存在であるわけですが、これは僕にとっても本当に衝撃でした。
まず、FM音源との出会いが、僕にとって非常に大きな出来事なんです。
これまでのアナログシンセの音作りは倍音を削っていく方式(moogシンセサイザーに代表される「減算方式」)だったのですが、『DX-7』のFM音源という方式は、逆に倍音を増やしていく方式だったんですね。
倍音を削ると言うことは、ある程度音がこう変化するな・・・、という想像がつくのですが、倍音を加えていくとなると、全く想像が出来ない音が広がってくるんです。これがとにかく面白くて。
しかもこの『DX-7』の「理論上あらゆるアコースティック・サウンドを作り出せる」という触れ込みがインパクトがありました(笑)。それまでのシンセサイザーでも確かに「○○っぽい」音は作れましたが、やはり程遠くて・・・(笑)。
ですので、この『DX-7』では、とにかく色々な音をひたすら作りましたね。
また、『DX-7』といえば、それまでのシンセサイザーの常識を超えた"音色のメモリー機能"や、今となっては当たり前の"「MIDI」規格の搭載"も、当時としては物凄く画期的で新鮮なことだったんです。
特に「MIDI」は僕にとって大きな衝撃でしたね。様々な機器を集中制御できる夢のような規格が現実となったんです!
CX-5(1983年発売)
音楽制作用に開発されたMSXコンピュータ。
当時の価格¥59,800
「MIDI」といえば、当時、YAMAHAさんがその「MIDI」をもっともっと知ってもらおうと言うことで、『X-DAY』という"デジタル・ミュージック・クリエイター"の為の大きなイベントを開催していて、これが楽しみでしたね(笑)。毎回、何かしら新しいものが出てきて。『DX』や続いて出てきたリズムマシンの『RX』シリーズ、そしてシーケンサーの『QX』シリーズとを「MIDI」で接続して動かす。「MIDI」をテーマに新しい音楽のあり方を提案していたんですね。これを全国の楽器店でツアーの様に開催していて。ホント、楽しかった(笑)。
僕も「MIDI」を知ってからは、すぐに『CX』シリーズ、後には『QX』シリーズといったいわゆるハードウェア・シーケンサーを手に入れて、大規模な曲作りを行って行くようになりました。その中でも思い入れのあるのは、記憶容量、操作性においても当時、非常に優秀だった『QX3』ですね。
DX-7(1983年発売
FM音源とMIDIを世界に知らしめた名機。
当時の価格¥248,000

QX-3(1987年発売)
当時の最高峰ハードウェアシーケンサー。1/96の分解能を持ち、16のトラックを制御できる。
当時の価格¥158,000

DX7II-FD(1986年発売)
DX-7 2台分の音源を搭載し、スプリット/レイヤーでの演奏にも対応したFMシンセサイザー。
当時の価格¥298,000

TX-81Z(1986年発売)
シンプルながら、サイン波以外のオペレーターを素材としてFM変調できる音源モジュール。
当時の価格¥56,000

V2(1987年発売)
TX81Z系のFM音源を持つシンセサイザー。可搬性に優れた小型で薄型の筐体が人気。
当時の価格¥110,000

SY99(1991年発売)
PCM波形をFM変調でき、FM音源のフィルタリングに対応する「RCM音源」を採用し、QX-3に匹敵するシーケンサーを内蔵した、最高峰ワークステーション。拡張可能な波形メモリーを搭載し、サンプラーから波形をダンプすることも可能だった。
当時の価格¥420,000
鍵盤堂:
浅倉さんと『QX3』といえば、その"打ち込みの速さ"が伝説になっていますね。accessのライブ等で行われていたリアルタイムでシーケンスフレーズを組み立てていくパフォーマンスは圧巻でした。ライブ中に1曲作っちゃうんですから、凄い速さですよ。
浅倉:
おそらく世界最速でした(笑)。今思えば『X-DAY』みたいなところで、もっとパフォーマンスしておけば良かった(笑)。
鍵盤堂:
"打ち込み"の伝道(笑)。でも、今では当時の『X-DAY』の様な、電子楽器の祭典的イベントがあまり見受けられなくなってしまいましたね。そういう意味では、今回の『Digital World 2007』のような電子楽器のイベントがまた開催されるようになったのは、楽器店の店員としても、いちシンセファンとしても凄く嬉しいです。
ところで、『DX-7』以降の浅倉さんの印象に残っているYAMAHAシンセは何ですか?
浅倉:
続く『DX-7IIFD』ですね(笑)。実際、今でも第一線で使ってるんです(笑)。
『DX-7IIFD』のユニゾンで出した音は、他では出せないんですよ。『DX-7II』の6オペレーター32アルゴリズムでの音作りの自由度には及ばないものの、4オペレーター8アルゴリズムの音源モジュール『TX-81Z』とか、その当時のFM音源の機材は、「それでしか出せない独特の音」がありますね。今のクラブシーンでもよく使われていますよね。
鍵盤堂:
その後、FM音源登場の後もYAMAHAのシンセはどんどん進化して行きましたね。
浅倉:
『DX』シリーズの後、『V』シリーズを経て、『EOS』へと繋がって行く訳です。
V50(1989年発売)
TX81Z系のFMシンセ、RX系のAWMリズム音源、QX系のシーケンサーを統合したワークステーション。
当時の価格¥156,000
EOS B500(1990年発売)
小室哲哉プロデュースのEOSシリーズの大ヒット作。FM+AWMの音源にはTMネットワークで使用された音色を多数収録。
当時の価格 ¥168,000
鍵盤堂:
『EOS』!。私は"『EOS』ブーム直撃世代"ですから(笑)。『EOS』の登場は私にとって本当に衝撃でした
曲面を描くボディー、鍵盤を弾くのに合わせてLEDが光る機能が、カッコよかったんですよね。そして音もカッコよい即戦力プリセットが盛り沢山!更に浅倉さんたちの作ったサウンドが追加して行ける!
私は『EOS B500』を使っていましたよ♪
浅倉:
そうですか。ありがとう(笑)。
小室(哲哉)さん達と一緒に、『EOS』の開発に携わった時は、本当に沢山のプリセットを作りましたね。続々リリースされた拡張音色カードもユーザーの皆さんから大好評でしたね。
音作りの面で言えば、その後新たな音源方式を搭載して登場した『SY』シリーズがまた強力でしたね。
鍵盤堂:
『RCM音源』ですね。
浅倉:
そうですね。『SY55』、『SY77』といったシリーズでリリースされて。中でもFM音源とAWM2音源を組み合わせた発音方式(RCM音源)の上位モデル『SY77』は本当に多くの人が使っていましたね。その後発売されたSYシリーズの最終型『SY99』、あれは、FMシンセのお化けでしたね。「こんな音も出来るんだぁ!」って。音的にも大きなボディ的にも(笑)トータルで凄かったですね。まさに『SY』最終型に相応しいシンセでした。
でも、今はこれらのFMシンセの魅力のサウンドをソフトで再現出来るから良いですよね。『FM7』(NativeInsturument社製ソフトウェア:現行バージョンは 『FM8』)とか、僕も最近まで使ってましたね。

鍵盤堂:
ソフトシンセのお話が出ましたが、浅倉さんはソフトシンセとハードウェア・シンセのそれぞれの長所短所をどの様に捉えていらっしゃいますか?
浅倉:
やはり僕も一時期、本当にソフトシンセにハマった時期がありました。それこそ2年程前に出した"虹シリーズ"は、99%ソフトシンセで作ったんですよ。
鍵盤堂:
99%!2年程前と言えば確かにソフトシンセが急激に注目され始めた頃で、イケベ楽器の店頭でも多くの人が試聴されていましたね。現在の作曲・レコーディング時のソフトシンセ使用率はどの位なのですか?
浅倉:
今は、50/50くらいの割合に戻っていますね。
ソフトウェア、ハードウェアそれぞれに良いところがあるのですが、一番の違いは「出音」なんです。単音はハードウェアのシンセもソフトウェアのシンセも余り変わらないのですが、和音は別ですね。ハードウェアでアウトプットされた時の歪み成分や、和音のにじみが、ソフトシンセでは再現出来なかった。逆に言うと、ソフトウェア・シンセは計算通りの"はずさない音"という意味で非常に優等生なんですね。
だから僕としてはこれらの特性を踏まえ、ソフトシンセとハードシンセを使い分けて、曲作りを行います。例えば和音を使わない、ループ素材のプレイバックにはソフトウェアを多用します。
鍵盤堂:
そして『DX-7IIFD』も欠かせないと(笑)。
浅倉:
そうです(笑)。あの音はハードでないと・・・(笑)。
これだけ今の時代、色々な音が溢れていてもやっぱりFM音源は、好きですね、ハードでもソフトでも(笑)。
あと、ハードウェアがソフトウェアに勝っている点は「リアルタイム性」ですね。僕の場合は全ての制作作業がコンピュータ・ベースだけという訳では無くて、本体に搭載されている「アルペジエイター」や「パターンシーケンサー」もしっかり使います。あえて同期させずにテンポをずらしてみたり。予想しない偶然性はハードウェアならではの愉しみですね。そこから曲のイメージも膨らんだり・・・。
一般的にコンピュータ・ベースでの制作では、どうしてもソフトウェアの機能がメインになってしまい、本来ハードウェア・シンセに搭載されている、これらの魅力的な機能をあまり使われていない傾向はありますよね。これは、もったいない。楽しいですよ(笑)。
特に今回発売された『MOTIF XS』では凄く高いレベルでハードウェアならではのリアルタイム性を楽しむ事が出来るので、多くの皆さんに、是非使ってみて欲しいところです。

鍵盤堂:
先代の『MOTIF ES』でも十分とも思えるほどの素晴らしいサウンドとパフォーマンス機能を搭載していましたが、今回、全てが更に進化した『MOTIF XS』の登場です。
浅倉さんは『MOTIF XS』をもう制作に使用されているのですか?
浅倉:
いえ、まだ制作では使っていないのですが、accessのツアーでは早速使用しています。まず、全てのサンプル(音素材)プリセットをチェックした上で、曲にあわせたオリジナルのサウンドを作っています。
鍵盤堂:
全てのサンプルをチェックしたのですか?
浅倉:
はい、4000個近くあったかな(笑)。
新しいシンセサイザーを手に入れたら、まず、"大分析"しないと気が済まなくて・・・(笑)。
システム・エクスクルーシブのデーター表を片手に、プリセットで入っている音色がどの様な構成になって作られているのかを1音1音チェックするんです。『MOTIF XS』はPCMシンセなので、エフェクト、フィルター等、全てバイパスして「サンプル素材そのもの」だけの状態にします。その中で、フックになる音は自然に耳の中に残るので、そこから曲にあったものを選んで、オリジナルの音作りを開始するんです。
鍵盤堂:
プロフェッショナルならではの凄いチェックですね。
浅倉:
メーカーさんからも"魔の浅倉チェック"と呼ばれています(笑)。
でも、このチェックをやってその機種に入っているそれぞれの音の特性・構成を知っておかないと、後々理想とするシンセサイズが出来ないんです。PCM波形だと高い音の成分がなければ、いくら加工しても高域は出ないし、低い音の成分がなければ低い音として加工出来ないですからね。
この"浅倉チェック"は、僕の長い音作りの経験の中で自然に身に付いた作業なんです。
鍵盤堂:
"魔の浅倉チェック"とは凄いネーミングですが(笑)、シンセ仕事人の浅倉さんならではのエピソードですね。ところで実際のaccessのツアーでは、どのモデルを使用されているのですか?
浅倉:
accessのツアーでは主に『MOTIF XS7』と、ピアノ中心で『MOTIF XS8』を使っています。
『XS』のピアノの音は、通常のレイヤー・サウンドはもちろん、普段気にしないかもしれない部分のサウンドにまでこだわって考えられています。鍵盤を離した時に聞こえる音とか、ペダルを踏んだ際に響く音とか。細やかな音のパーツがしっかり再現、網羅されているので、極限まで本物に近い音作りができるんです。このあたりは流石ですね。
今回、『MOTIF XS』にプリセットされているピアノ・ボイスも非常に良く出来ているので、是非お店でチェックした方が良いですよ。
あと、オーケストラ系の音色も良いですね。今までのハードウェア・シンセだと、リアルなオーケストラを再現するのに、様々な奏法ごとのサウンドを組み上げなくてはならなかったのですが、『XS』ではストリングス、金管や、木管の音が"ワンプリセット"で凄くリアルに再現できるんです。プリセットのどこに入っているか、こちらもお店で探してみましょう(笑)。



新開発「FSX鍵盤」
鍵盤堂:
音以外の面で言うと『MOTIF XS』は、「鍵盤タッチ」の評判も非常に良いのですが、実際に弾いてみていかがですか。
浅倉:
鍵盤が戻ってくる反応が速いですね。
やはり弾いた時の出音の良さ、気持ち良さは、楽器として非常に重要な要素なので、そこについて、全く問題ありませんね。
鍵盤堂:
では、『MOTIF XS』の総合的な印象をお聞かせ頂けますか?
浅倉:
充分な程、テクノロジーが活かされているシンセですね。
種類豊富に搭載された"最高級の音色素材"を強力にシンセサイズするための"最高峰の技術"。そして"最高品位のエフェクター"。もちろんソフト面だけではなく、鍵盤、カラー液晶ビュー、豊富なコントローラー群といったハードウェアにも十二分に最新のテクノロジーが活かされています。
「自分の音を自分で作る為の現代最高峰のテクノロジー」が結集されていますので、あとは使い手のアイデア次第ですね。『MOTIF XS』には、素晴らしい音のプリセットがたくさん入っていますが、プリセットを使うだけではなく、是非、自分でたくさんの音を作って欲しいですね。
鍵盤堂:
最後にこれからシンセサイザーを始める人にメッセージをお願いします。
浅倉:
是非、『MOTIF XS』でカッコイイ音をたくさん作って欲しいですね。
カッコイイ音が出せるキーボーディストにもっともっと出てきて欲しいですよね。
"カッコイイ音"を"カッコよく弾く"
キーボーディストはカッコよくありたいですからね(笑)。
鍵盤堂:
これからも"カッコイイキーボーディスト代表"として浅倉さんの益々のご活躍を応援しています。
浅倉:
どうもありがとう。(笑)
■終始和やかなムードで進んだインタビュー。
浅倉さんには、限られた時間の中で、シンセサイザーや、音作りへのこだわりを強く感じさせる大変、密度の濃いお話をいただけました。
スペシャルライブイベントでは、そんな浅倉さんが、実際に『MOTIF XS』を使用して、その魅力的なサウンドを披露していただきました。

2007年2月17日、東京・品川のザ・グランドホールで行われた、ヤマハの最新デジタル楽器が一堂に会しすイベント『YAMAHA Digital World2007』。
『MOTIF XS』を始めとする話題のアイテムが多数展示され、会場内のイベントステージではビック・アーティストによる白熱のライヴ・ステージ&パフォーマンスとトーク・セッションが行われました。
我々の鍵盤堂のインタビューに答えていただいた、浅倉大介氏が実際に『MOTIF XS』をプレイしたミニライブ『浅倉大介スペシャルステージ』の模様をレポートします。
500人の選ばれたオーディエンスに埋め尽くされた場内で、浅倉大介氏によるイベントがスタート。DJ.DKOの刻むリズムと, 守尾氏のバッキングに合わせて、浅倉氏が2台のMOTIF XS7を巧みに操りメロディーを奏でる。トランス風の出だしから、デジタルロック、テクノと時間の経過とともに次々と曲が変化していく、即興だけに、まさにこの日しか聴けない曲を、即興とは思えない息の合った完璧なセッションプレイで披露してくれました。
セッションの後のトークコーナーでは、浅倉氏が『MOTIF XS』の使用感を交えながら、その魅力を解説。
自身の曲「Vintage」のさわりの部分を弾きながら、ピアノの音の強弱のサンプリングや、キーオフノイズについて触れ、そのリアルさを絶賛。
また、アコースティックギターや、シンセ系のサウンドも高く評価していました。MCの「シンセ好きの浅倉さん・・・」に対し、「シンセ好きの僕のストリングスも聴いてく?(笑)」とジョークを交えながら
重厚なストリングスサウンドを披露。そのリアルな質感の素晴らしさを解説していました。


イベントの最後は、浅倉氏のソロパフォーマンス。21st Fortuneに収録されている軽快なナンバー「winter mute」からスタート。
ここでも2台の『MOTIF XS7』を巧みに操り、次々と音色を切り替えながら、XSのハイクオリティーなサウンドを十二分にアピールしていました。
ステージ後方の大型スクリーンには、『MOTIF XS』の、ノブや、フェーダーを操作する、浅倉氏の手元が映し出され、演奏中にリアルタイムに音を変化させる、キーボーディストならではの素晴らしいパフォーマンスも見せてくれました。

ノンストップで次々に披露される浅倉ナンバーの数々。浅倉氏大絶賛の『MOTIF XS』の持つピアノ音色を中心とした曲も披露。まるで、本物のピアノの演奏を聴いているかのようなリアルなサウンドでした。
終盤に演奏された「Meme crack-ハルカカナタのMajorへ」で、場内は、遂にオールスタンディング状態に。『MOTIF XS』の素晴らしい魅力と、無限の可能性を感じさせながらイベントは終了しました。
ファンなら一度は耳にした事のある楽曲の数々と、キーボーディストは"カッコ良くあれ"という浅倉さんならではの華麗なパフォーマンスで、『MOTIF XS』が、制作だけでなくライブでも充分にキーボーディストを満足させる実力のあるシンセサイザーであることを証明してくれました。
Profile
浅倉大介 Daisuke Asakura

シンセサイザー&コンピューターを使いこなす技術と才能を発揮し、1990年代から活躍。
デジタル・メディアへ積極的にアプローチし続けるトップ・ランナー。


絶賛公開中!!
中田ヤスタカ氏スペシャルインタビュー
戸田誠司氏スペシャルインタビュー


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