心斎橋プレミアムギターズ Fender Tube Amp Collection

'65 Princeton Reverb試奏レポート

小藪によるインプレッション

小藪によるインプレッション
遂に出ましたね!最近日に日に人気が出てきてブラックフェイスは日々高騰している隠れた名機!これは10インチならではのタイトなレスポンスと程良く高域が頭打ちになるコンプレッション感とドライブしたときの食いつきが非常に気持ちが良いです!バイト感があって、イナタい感じのピーキーなドライブは60年代ブルースや70年代ファンクのギターサウンドを彷彿とさせてくれます。
クリーンにセッティングしても15Wattとは思えないリッチさがあり、新品状態では少し固めですが1年ぐらい鳴らしてスピーカーが熟れてきた時が非常に楽しみですね!非常に効きの良い、少しダークですがウェッティなスプリング・リバーブと程良くチープなヴィブラートのバランスも絶妙な感じです!
シングル系ピックアップでもシャープで気持ちよいのですが、個人的にはハム系のギターでクランチするかしないかのセッティングにして、少しリバーブを掛けつつピッキングの強弱でクリーン←→ドライブな感じが堪らなく好きですね!Deluxe Reverbを一回り小さくしたボディで持ち運びも楽ですし、15Wattとドライブさせやすい大きさ。このアンプは年齢層やジャンルを選ばず、少々癖っぽい味のあるサウンドをお求めの方にオススメです!さすがに名演を残してきたレコーディング・アンプの一つだなという感じです!

松本によるインプレッション

松本によるインプレッション
まず見た目で欲しくなり、このアンプが部屋あるだけで満足できると思います。笑
Fenderの小型チューブアンプの中でもより実践的。チューブリバーブにレトロなヴィブラート。サイズはコンパクトですが、懐は深~いアンプですね!プリンストンを練習用アンプとして使用もよしですね。まずアンプの反応が良いからピッキングのニュアンスを自分でコントロールできるようになりますね。泣きのチョーキングだったり、表情豊かなカッティングだったり。
またジャズアンプとしての使用も良いでしょうね。フルアコでも低音がブーミーにならず、「ちゃんと床に足が付いてる」と、でも言いましょうか。ふわふわしたサウンドではなく、芯がありつつも柔らかい。使えるアンプですよ!!プリンストンリバーブ!!これからも多くのプレイヤーが使用し、受け継がれる可能性大の正統派の小型チューブアンプです!!

Fender '65 Princeton Reverb



■Output : 15W (8Ω) ■Tube : 12AX7x3、12AT7x1、6V6x2、5AR4x1(Rectifier Tube) ■Speaker : 1xJensen C-10R Speaker ■Controls :Volume、Treble、Bass、Reverb、Speed、Intensity ■Size : 40.6 (H)x50.5 (W)x24.13 (D) cm ■Weight : 12.7 kg