■Fender USA
Pro Junior IV [LACQUERED TWEED]
昔から知っているPro Jr.ももう4代目。こちら取り扱いはアンプステーションです。
初代:USA工場製造
音量の制御が難しく大暴れ。反面Volumeを上げ切った大音量の際のチューブディストーションは甘く上質。
2代目:メキシコ工場製造の銀パネル
そのまま仕様を引き継ぎ、長く作られていました。ほぼパーツも差は無い仕様。
3代目:メキシコ工場製造の黒パネル
銀パネルや一部パーツの原価高騰などを受けてやや大き目なマイナーチェンジを行った代。VolumeのカーブがAカーブに近くなり、音量の制御が以前と比べてやり易くなったモデル。
Volumeを上げ切った際のチューブディストーションも以前と比べタイトで、立ち上がりが早くややドライな印象。
4代目:メキシコ工場製造の現在の現行ラインナップ
電源トランスメーカーの敢え無い倒産によって、更にマイナーチェンジを行う事になったモデル。ガンダムで言うとZZシリーズまでと、それ以降ぐらい違います。
スピーカーも変わりパーツもさらに変更があった為、あくまでも新しい時代のフェンダーのチューブアンプとして捉えて頂くと理解し易いかと思います。ヘッド部のサウンドの傾向も、特別に特徴を感じないフラット目な印象。
今や歪みはエフェクターで好みのモノを掛ける時代なので、鳴らすアンプの音はフラット目の方が良いぐらいの感覚で良いと思う。
尚、このツイードモデルに関してはスピーカーにJensen P10Rを採用している事から、レンジ感の心地よいヴィンテージフィールなトーンとなっています。銀パネルにレザーハンドル。これも雰囲気あって良いと思います。
このページは文字数制限があってBlues Junior IVは掘り下げきれないので、Pro Jr.にて失礼します。何卒。