ストライモン、「V2」で何が大きく変わったのか。
V1からマシンスペックが4倍?ぐらいに上がったんですよね。他社だとLine6 HX StompのDSPパワーとV2シリーズのDSPパワーがほぼ同等になります。
それをよくあるマルチエフェクターの様に「V2にパワーアップ!エフェクト数大幅アップ!」としてではなく、その単体機種の限られた機能に「全振り」させている訳なんです。
このFLINTは、エフェクトとしての追加機能はPre-Delayが設定できる様になったぐらいなんですが、機材としてはMIDI受け可能になっています。0-127 x3でトータル300プリセット保存可能だったりします。
もちろんCCで各機能のオンオフも可能です。このぐらいであれば、DSPはV1の2倍程度も要らない感じです。
上記に必要なDSPパワー以外を「根本的な音質の底上げ、リアリティの向上」に振り当てているのです。
ブルーロックで例えて言うのがおじさんは難しいので、キャプ翼で言うとこの小次郎のタイガーショットがネオになった感じでしょうか。
余談のままに例えを恐れず言うと、吉良元監督が渡した重量3倍のブラックボールでの試練で、タイガー(1倍)+ネオ(3倍)= strymon V2(4倍)と言った事でしょう。
FLINT(V1)自体が、マイケル・ランドゥが「Fender Hot Rod Deville」のセンドリターンに繋いで、アンプのリバーブの代わりに使いだした事からその実力とモデル名の認知度が高くなり、今や世界的な人気機種となったトレモロ / リバーブ・ペダルです。MONOのギタリスト:YODA先輩のボードにも、ど真ん中に鎮座していますね。
そのV1が機能をほぼそのままに4倍にパワーアップしたのがV2な訳なんです。
なんかワクワクしませんか?