■Peterson
StroboStomp HD [SSHD]
ステージの現場を裏で支えるもう1人の職人
アーティストの足元に(ボードに)チューナーがあるのは見慣れた光景ですが、ここのチューナーに求められるポイントは1:反応が早く、2:液晶またはLEDが明るく見易い、と言ったところでしょうか。
曲間でパパっとチューニングのズレを確認出来、ある程度正確な響きに戻せればよしとする。概ねこんな感じでしょうかね。
曲が変わる際にアーティストにギター、ベースを渡しにステージにそっと現れるのがテックと呼ばれる裏方のプロ達。足繫くライブ、コンサートを観に行かれる方は、華やかなステージの袖で彼らが黙々とチューニングしてるのを見た事ある方は多いはず。
その際に日本の現場で使用されている率が高いのがこのStroboStomp HDを始めとするPeterson(ピーターソン)社のチューニングメーター。
このSSHDを含め0.1 セント単位での調律が行えます。が、そもそもギターのペグの大雑把なギア比では0.1 セント単位では逆に合わせ辛い。なので彼らは入念に時間かけてチューニングをします。
楽器が持つ良い音、それをステージで成立させる為にしっかりとチューニングします。これもベテランテックになると「自分でやるより音が正確だから」とレコーディング現場でのギター、ベース録り日に指名で呼ばれる名人も出てきます。
一般的にピーターソンでしっかり合わせた楽器は響きが良いとされていて、音が曇らずはっきりと出る。俗に「イントネーションが良い」とも言われます。音量が出ていなくても、ちゃんとそこに存在感が生まれます。
プロが使っているギター、ベースはもちろん「作品」そのものが良質、極上品だったりするのは仕事道具なので当たり前なのですが、それを「楽器」にするのがチューニングメーター。
Petersonに止まらず品質の良いチューナーは弾き手、聴き手の耳を育てます。
音を良くしたい、何か改善したいと良かれと思って楽器に安易なを改造する前に、まずはプロにしっかりとしたオクターヴ調整をしてもらい、その後に質の高い良いチューニングしてみませんか?
オクターヴ調整は是非イケシブ3F WSRまで!