今回は「フレットのすり合わせ」について軽くご紹介します!
当店イケベリユースギターズでは、プレイヤー目線な楽器販売を心掛け、なるべくフレットに凹みや高低差が無いようにすり合わせ等の調整を行ってから販売を開始しております!!!
フレッテッド楽器奏者、特にギタリストの方々はスムーズな演奏やチョーキング奏法のためなど、フレットに凹みや高低差があるかどうかを気にされる方が多いのではないでしょうか!
フレットの凹みや各フレットの高低差を無くす作業として「フレットのすり合わせ」という作業方法があります!
「フレットのすり合わせ」という言葉は聞いたことがあるけど、実際の作業は見たことが無いという人もいるかとおもいますので、画像+箇条書きで簡単に説明をさせていただきます!是非ご覧になってみてください!!!
・画像1枚目 : 作業完了状態です。
・画像2枚目 : 入荷時の状態です。フレットに凹みが生じている状態です。
・画像3枚目 : 指板面保護のため、フレット以外の指板全体にマスキングテープを貼り付けます。
・画像4枚目 : #240のサンドペーパーを使用して、フレットに生じた凹みを無くしながら、他フレットとの高さを均一に揃えます。※フレット頂点の幅1.5~1.8mm
・画像5枚目 : #320のサンドペーパーを使用して少しだけキズを細かくします。
・画像6枚目 : 指板面保護の為、マスキングテープの上に両面テープを貼り付けます。
・画像7枚目 : フレットのエッジを丸めながら、フレット頂点の幅を狭めていきます。※フレット頂点の幅0.25~0.3mm
・画像8枚目 : スポンジ研磨材を #320-#600→#800-#1000→#1200-#1500 の順番で使用し研磨します。
・画像9枚目 : 作業開始時(平面出し時)のフレットと#1500で研磨を施したフレットの比較です。
・画像10枚目 : 最後に金属用のコンパウンドを使用して艶出しを行い作業完了となります。
※作業方法や作業手順に関しましては、人それぞれとなりますので、あくまで一例となっております。