■Xotic Soul Driven
もともとはAllen Hinds(アレン・ハインズ)モデルとして限定生産された後、ボディカラーを変えてレギュラーモデルになったペダル。
その前にもアレンは同社AC-Plus、BB-Plusにも関わっていて、その2種の発売に合わせて来日しギタークリニックを秋葉原で催して頂いた。その縁もあり、自身のシグネチャーモデル発売に合わせて再度秋葉原でギタークリニックをやって頂いた。
アレンの指から紡ぎ出されるエレガントなフレーズに、さらに音に艶を与える様に芳醇なミッドレンジを加える「Mid Boost」を装備させた仕様。オーバードライブとして十分なゲインを持ちながらも当時のそれまで発表されたXoticペダルのどれとも特徴が重ならない、シンプルながら新しいペダルだなあと言う印象でした。
ミュージシャンモデルと言うのは、エフェクタービルダーとは視点が違い、ステージを見据えたチューニングになっている事が多く、ツマミを大雑把にセットしてもほぼ使えない事がない(と勝手に思ってます)。ToneとMid Boostはセンタークリックになっているのでまずはそこにセットし、ギターとアンプに合わせて微調整するだけの有難い仕様になっています。
限定モデルを経てレギュラーになった今現在でも経験の長い方が選ばれる事が多い印象です。
電源はDC9Vだけでなく上はDC18Vまでのパワーハンドリングになっています。よりスムースでアンプライクな滑らかなトーンを欲する方は、同社Voltage Doubler [XVD-1]で15Vまたは18Vでお試しください。
【おまけ】
写真は2016年11月、楽器フェア会場へ行く動線をぼーっと歩いていたら目の前にアレンが現れたので声かけて、さらにその時に偶然通りすがった僕のお客さんにお願いして写真撮ってもらったヤツ。僕はしっかり前日のお酒が響いたむくんだ良い顔していますね~。