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Fender Rosewood Telecaster(以降オールローズテレキャスと表記)の伝説は、Factor Bassの生みの親でおなじみのPhilip Kubicki(フィリップ・クビキ) がFender社在籍中に、 The BeatlesのGeorge Harrisonのために製作したプロトタイプから始まりました。

そしてGeorgeが映画『Let It Be』にて使用したことで広く知られることとなります。
1969年から製品化されたオールローズテレキャスは、生産本数が100本とも200本とも400本とも言われており詳細は 定かではありませんが、現存する個体数がとても少ないモデルであることに間違いはないでしょう。

Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71

その名のとおりボディ、ネックにインディアンローズウッド材を使用したテレキャスターです。
フェンダーカスタムショップ にて幾度となくリイシューモデルが製作される非常に人気の高いモデルなのです。
それでは見ていきましょう。

Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71

黒縁シルバーのトラシジョンロゴが標準装備。
Rマーク入りの銀色のトラロゴは、他にはムスタングベースのみに採用されていた ということで、ムスタングベースからの流用という説が根強いですね。モデル名の表記はありません。クリアーコートの経年変化により ゴールドっぽく見えます。
火のついたタバコを弦の間に差し少し焦げ付くのはフェンダーギターではもはや定番といったところでしょうか。

Fender Rosewood Telecaster '71

メイプルネック1ピースネックに採用されるウォルナット材のスカンクストライプに対し、ローズウッドネックの場合は メイプル材のスカンクストライプが採用されます。
おしゃれなルックスですね。
ちなみにGeorge本人のプロトタイプは ローズウッドonローズウッドの構造ということでスカンクストライプは見られません。

ネックデイティングのスタンプは確認できません。
後期のオールローズテレキャスではこのようにデイティングスタンプなしの個体がよく見られます。

Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71

トップ、バックのローズウッド材のずれを防ぐため、2箇所にダボが埋め込まれております。
中央付近の穴は1969年頃より見られる 塗装用のハンガーを取り付けるためのものです。
リアピックアップキャビティにも2箇所のダボが見られますね。

Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71

ボディはトップ、バックそれぞれセンター2ピース、トップとバックの間にメイプル系の薄板が挟まれております。
初期のごく少数の個体では ソリッドローズウッド構造のものが見られるようですが、以降ほとんどの個体はテレキャスターシンライン同様にセミホロー構造 が採用されております。
ボディの厚さは個体差があるようで、こちらのボディ厚は約48.1mmと、レギュラーモデルのテレキャスターに 比べると少々厚めです。
サウンドホールはないもののセミホロー構造独特のエアー感がサウンドにも現れます。

Fender Rosewood Telecaster '71

ローズウッドは油分が出やすく塗装が剥離しやすいので、トップコートが激しく劣化した個体を見かけますが、こちらは比較的きれいなコンディションで、トップ、バックともに雰囲気の良い自然なウェザーチェックが確認できます。
なおこちらはホロー構造のトップ板とバック板の収縮率の差が大きかったために、サイドに起こったずれをクリアーコートすることで タッチアップされています。

ストリングフェラルは1970年頃から採用される縁有りのもので、ボディから飛び出てセットされております。
他のソリッドボディテレキャスターと同じ位置にジグ跡の埋め木が見られます。

Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71

ピックガードはブラックが標準装備(こちらのピックガードは交換)。他モデル用のピックガード材の流用か 裏側がべっ甲柄のものが多く見られます。
ピックガードを外すとヴィンテージらしく色焼けの差が分かりますね。

Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71
Fender Rosewood Telecaster '71

ピックアップはレギュラーモデルのテレキャスターと同じものが搭載されております。
リアピックアップのデイティング は黒のスタンプで【3501】と確認できました。
POTはCTS社製1MEGオーディオの1966年33週目、 キャパシターは50VサークルDの0.05μFとハイパス用の0.01μFが確認できます。
中央に挟まれるメイプル系の薄板がキャビティ内でも目視できます。


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