ファイバー・サドルからマイナスネジにまで拘ったマニアックな1951仕様!
2019年にマスタービルダーに昇格した、Vincent Van Trigt (ヴィンセント・ヴァン・トリグト)は、高度なレリック技術と楽器の完成度の高さが評価され、デビュー前から大きな注目を集めました。
2010年にカスタムショップに配属後、ステファン・スターンの下で2年、ジョン・クルーズの下で4年間、それぞれ専属アシスタント・ビルダーを務めた経歴を持ち、長い下積み期間に培った確かな技術に裏打ちされた楽器の完成度の高さは、既にベテランの風格すら感じさせます。
コンターの無いスラブボディ&ブラック・ガードのオリジナルP-BASS を再現した本機は、製造時の便宜上(テンプレートやハードウェア、ネックグリップ等のベースモデルとして)「55 P-BASS」と名付けられていますが、仕様は1951?52年頃の最初期にのみ見られる、非常にレアなものです。
ファイバー製ブリッジサドルの復刻だけでも評価に値しますが、不可能と思われた(実際に不可能だった)マイナス溝のトラスロッド・ナットや、ピックガード?ネック・ジョイントのネジに至るまで、マイナス溝のものを特注して使用している点など、世のOPBマニアも唸らせるマニアックな仕上がりとなっております。
ジョン・クルーズ譲りのレリック技術は流石のもので、ブリッジカバーの焼け跡まで塗装のテクニックで見事に再現しており、ボディ、ネックに施されたリアルなダメージの数々は、まるで楽器の背景にあるプレイヤーの音楽人生までをも映し出しているようです。
自身ベーシストでもあるVinceが手掛けるベースは、細部まで行き届いた仕上げであるものの、ベースらしい大らかさがあり、楽器としてこれから育てていく楽しみも大いに期待出来る仕上がりとなっております。
<付属品> オリジナル・ハードケース、認定書、スペックシート、ストラップ
<スペック>
■Body: Lightweight Ash 2pc.
■Neck: Quarter Sawn Maple 1pc., 55 P-BASS Soft "V" Shape
■Fingerboard: (Maple), Black Dots (7.25"R)
■Scale: 34 Inch
■Frets: 20, Vintage Upgrade / 45085
■Finish: Nocaster Blonde (Lacquer / Heavy Relic)
■Pickup: Josefina Hand Wound - 55 P-BASS
■Controls: Volume, Tone
■Weight: ≒3.8kg (フェンス&カバー含まず)
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