プレイヤーを酔わせる薫り高いムードとアダルトな個性。
イタリアのハンドメイドギターブランド「パオレッティ・ギターズ」！

パオレッティの一族はイタリアはトスカーナ州・キャンティ地方で生産されるワイン醸造の名門であり、一部廃園となったブドウ畑のワイン樽を改修し、ギター製作を始めたのがこのブランドの始まりとなっております。その多くは130～150年の時を経たオールド・チェスナットをボディ材に使用しており、木目の美しさと豊かなギター・トーンを実現。世界中で名だたるアーティストたちに愛用されております。

Bring Me The Horizon'Lee Malia'シグネチャーたる本機はオフセットデザインの「112」モデルをベースとした1本。パオレッティ社が扱う材としては比較的「若い」100年までのチェスナットを用いたボディを採用しております。本材は重厚で粘りあるトーンを備えており、例えるならばアルダーのキャラクターをより濃密にし低音側へピークをシフトしたかのようなイメージです。それゆえヨーロピアンなルックスながらロックなパンチを備えており、枯れたブルージィなサウンドメイクはもちろん、ラウドなハイゲインセッティングでもパワー感がたまらない鳴り感を放ちます！

ネックにはボディの枯れ色にマッチするローステッドメイプルを、そして指板にはブラックウッド加工材を組み合わせており、やや肉厚なCシェイプに削り出されたタフなグリップ感がプレイヤーを鼓舞します。しかしながら指板ラディアスは12インチとフラットな仕上がりでモダンなセットアップにも対応する、あくまでも「現代」のモデルであることを誇示しております。

ピックアップはパオレッティでハンドワウンドされるオリジナルモデルより、カバードハムバッカーをブリッジポジションに、そしてネックポジションにはP-90タイプを採用。繊細な表現力と適度なパワー感が個性的な生鳴りにプレイヤーのダイナミクスを乗せてアンプへとアウトプットしてくれます。コントロールはシンプルな1ボリューム・1トーン・1トグルスイッチ構成でに加えミニスイッチでのコイルタップを可能としており、ステージでも悩まず操作できる扱いやすさもまた魅力となっております。

切なくもヘヴィなLee Malia氏のサウンドを支える、まさに「こだわり」の1本。
ですがシンプルさゆえの汎用性もまた、個性に裏打ちされたパオレッティの実力ゆえ。
その感動をぜひその手でお確かめ下さい！！

#94120　 約4.065kg
ハードケース付属