Ibanez Electric Guitars

最新仕様で生まれ変わる、ポプラ・バール厚材TOP PREMIUM S！

エキゾチックな杢目が魅力のポプラ・バール材を選んだボディTOP/ヘッドTOPは、冴えわたる大空のごとき青色から杢目を存分に楽しめる無色へと遷移するシースルー・カラ－で仕上げました。 ボディのSIDEとBACKはTOPとは異なるカラーでフィニッシュし、側面にはマスキングによって塗装をしない部分を等幅で残すナチュラル・バインディング加工をしています。いずれも従来の量産モデル生産工程では考えられない、ひと手間を惜しまない上級仕様です。 もちろんポプラ・バールは薄い化粧板ではなく、Ibanezの最上位シリーズ：j.customとほぼ同等の厚さのある材料を使用しています。

Ibanezは従来、ネック自体の強度向上やサスティーンの強化を狙い複数プライのネックを作ってきました。しかしながらこれらのモデルでは、欧州の工房系ギター等で近年よく見られるようになったいわば超複数プライともいえる11プライのネック製作を試みています。 パンガパンガ、ウォルナット、メイプルに加えブビンガ材で構成したネックは、硬質な材が占める部分が多いがゆえに音像が明瞭で芯のあるサウンドが特徴です。レンジの感覚はタイトで、やはりスピーディでテクニカルなフレーズの多いトラックや、歪み系のエフェクトを求めるサウンドに最も適応するようにデザインしています。もちろんネック・シェイプはIbanezの代名詞ともなっている薄い握り心地、握りやすさを追求しています。

そのネックに指板材としてローズウッドを組み合わせ、フレットにはブライトな音色と伸びやかなトーン、立ち上りの良さに寄与するステンレス・フレット（ジャンボ・サイズ）を選択しています。 フレット・エッジはPremiumシリーズの最大の特徴でもあるPremiumトリートメントを施していますが、これはネックの完成工程で専門の職人が1本1本ファイル（棒平やすり）で研磨仕上げをしていく、まさに特別な工程です。 ステンレス・フレットは通常の洋白フレットよりも高硬度で消耗しにくい反面、高硬度ゆえ加工が困難でエッジの処理やレベリングには高い技術が要求されます。 なお指板サイドのポジション・インレイは、蓄光性素材を使用しています。（*1） *1:充分に蓄光していない場合、暗所での視認性が本来の性能以下になる場合があります。

※掲載の画像はサンプルになります。製品の特性上、杢目・色合いは1本1本異なり、お選び頂くことは出来ません。