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シトカ・スプルース単板材TOPのピュアアコ・モデルAAD100

＜Advanced Acoustic＞
Advanced Acoustic（アドバンスド・アコースティック）は、長く語り継がれてきたアコースティック・ギターのトラディショナルさを、Ibanezが一歩前へと進めるために創り上げたシリーズです。 その船出を飾る最初のモデル：AADでは、これまでに無い程の広いダイナミックレンジを持ち、より豊かでブライト、 そしてなにより「大きな」音、というドレッドノートの本質の追求と発展を目指しました。幾度の試作を経てたどり 着いたボディ・シェイプは「グランド・ドレッドノート」というIbanezオリジナルの新形状で、名が表す通り一般的な ドレッドノートよりも少し大きなそのプロポーションが最大の特徴です。 大きなボディが放つビッグでパワフルなサウンドに加え、現代のプレイヤーに求められるスペックと人間工学に基づ いた設計の数々によって、トラディショナルにとどまることのない前衛的なアコースティック・ギターに仕上げました。
・新たにデザインしたグランド・ドレッドノート・シェイプ
数年に渡る研究開発の中で、ドレッドノート・シェイプをゼロから見直し、グランド・ドレッドノートと名付けた新たなるボディ形状を生み出しました。 標準的なドレッドノート・シェイプよりおよそ5%大きく、より大きなボリューム、豊かなトーン、ローエンドを実現した新しいボディ形状です。
・シトカ・スプルース単板材TOP/オクメ材BACK&SIDE
ボディTOPにはシトカ・スプルース単板材を、ボディBACK&SIDEにはオクメ材を採用し、明るく抜けの良いサウンドが特徴です。
・X-M トップ・ブレーシング
Xから繋がるトーンバーのエリアがMのように見えるためX-Mと呼ぶこのブレーシングによって、 バンド・アンサンブルの中でも埋もれないクリアな低音域、ウォームな中音域、クリスピーな高音域を特徴とするサウンドを実現しました。 弦振動をブリッジを介してボディへ効率的に伝え、幅広いダイナミック・レンジと高いレスポンス性をも備えています。

・サーモ・エイジド処理を施したニャトー材ネック
木材内に含まれている不要な樹脂と水分とを取り除くため真空高温環境下で加熱するサーモ・エイジド処理を施したニャトー材ネックを採用しています。 サーモ・エイジド処理を施すことで、処理前に比べて軽量で硬く狂いの少ない材料になり、レスポンスの良さが向上します。 ネック裏はウッディかつナチュラルなサテン・フィニッシュです。
・ロー・オーヴァル・ネック・グリップ
コードの押さえやすさを念頭に置いて設計し、緩やかな楕円を描くネック・グリップ形状を採用しています。程よい厚みを感じられるように、ネック厚は1Fで21mm、7Fで22ｍｍに設定、ナット幅は43mmに設定し、コードを握り込みやすく、セーハしたときも各弦を押さえやすいバランスの取れたグリップ形状です。指板サイドのエッジ部分はラウンド形状に加工しており、よりスムースなフィンガリングを実現しています。
・テーパード・ヘッドストック形状
ヘッドの軽量化とチューニングの安定性を追求して新たに設計したヘッドストック形状です。
・オヴァンコール材指板＆スキャロップド・ブリッジ
・アコースティックらしい響きをもたらすダブテイル・ジョイント