【週刊イケベミュージック・マガジン・アーカイブ#2】時代を超えて愛されるテレキャス使い!テレキャスター特集第二回アーティスト編! 2026.2.20配信分



みなさまこんにちはー Angus Ogawaです。
いやー急にあったかくなってきましたね!同時に花粉も飛び始めておりますが⋯。
鼻をムズムズさせながら今朝の電車で聴いていた曲はあぶらだこの木盤から 『翌日』。
重苦しいベースラインに、ノイジーでポストパンク色を感じさせるギター。徐々に激しくなっていくドラムが全体をまとめ上げ、狂気的なハードコアへと昇華させていきます。
「青い太陽はどこにでもいるし 宇宙のように生きたいと思うし」 という、この曲唯一の歌詞にはVo.長谷川裕倫(ヒロトモ)の厭世観がよく表れていますね。
さて、前回はテレキャスターの誕生の歴史を辿りました!
今回はそんなテレキャスターを愛用するミュージシャンをご紹介します。
実際にどのように使われてきたのか、邦洋含めて詳しく見ていきましょう!
キース・リチャーズ(Keith Richards)
・The Rolling Stonesのギタリスト
・50年代Fender Telecaster「Micawber」を使用
バタースコッチ塗装 フロントPUをハムバッカーに交換 6弦は張らず5弦オープンGチューニング
オープンGチューニングを多用し、テレキャスターの歯切れの良さを活かしたコード主体のプレイスタイルで有名です。
リードとの複雑な絡みと、わずかに後ろへ引っ張るタイム感が生み出す独特のグルーヴは、世界最高峰のリズムギターとして広く知られています!
代表曲
ジミー・ペイジ(Jimmy Page)
・ザ・ヤードバーズ、レッド・ツェッペリンのギタリスト
・59年製 Fender Telecasterを使用
ミラー・テレキャスター、ドラゴン・テレキャスター
レスポールのイメージの強いジミー・ペイジも、レッド・ツェッペリン初期までは59年製のFender Telecasterをメインで使用していました。
太さに加えて切れ味のあるトーンが特徴で、特にStairway to HeavenのソロやLed Zeppelin Ⅰのほとんどのギターパートにおいて活躍!
実はミラー・テレキャスターからミラーを外してドラゴンペイントを施したものがドラゴン・テレキャスターで、元はヤードバーズ時代にJeff Beckから譲り受けたギターです。
代表曲
山下達郎
・シュガー・ベイブのボーカル兼ギター、シンガーソングライター、ギタリスト
・78年製 Fender Telecaster (ブラウン)を使用
1980年に友人から5万円で譲り受けたというテレキャスターを今日まで使用しています。
ローズウッド指板、メイプルネック、アッシュボディの木の部分以外のパーツ類はほとんど全て交換しているそうです!
きらびやかで色彩豊かなコードワークと精緻なカッティングから生み出される洗練されたサウンドは、日本のポップシーンに大きな爪痕を残しました。
昨年2025年にはデビュー50周年を迎え、FUJI ROCK FESTIVALにも初出演し、大きな話題を呼びました!
代表曲
布袋寅泰
・BOØWYのギタリスト、のちにソロアーティストとしても活動
・Zodiac製 TEJシリーズなどのテレキャスター・シェイプのギターを使用
BOØWY時代から一貫して、カッティングを軸としたリズムギターを前面に押し出す演奏で知られています。
ファンキーかつ複雑なリフ構成とこだわりを追求した音作りとが合わさり、唯一無二の布袋サウンドを確立!
有名なギタリズム柄(通称:G柄)は酔っ払っている時に一筆書きで書いたと、後に本人が語っています。
代表曲
向井秀徳
・NUMBER GIRL、ZAZEN BOYSのボーカル兼ギタリスト
ジャキジャキに歪んだ硬質サウンド、”オレ押さえ”という独自のテンションコード、独特のシャウト、衝動、焦燥、繰り返される諸行は無常。
シンプルながら重く鋭いリフと爆発的な演奏が特徴で、リズムギターながらもバンド全体を牽引する存在感を放っています。
ZAZEN BOYSではさらに複雑なリズムとエフェクトが加わり、日本のオルタナシーンに多大なる影響を与えてきました。
代表曲
アベフトシ
・THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのギタリスト
・seenのテレキャスターカスタム・タイプのギターを使用
強烈なアタックを特徴とする”マシンガンカッティング”で、日本のロックシーンに大きな存在感を残しました。
太く力強いテレキャスターの音作りで、バンドアンサンブルの中でも突出した音像を確立しています!
代表曲
人が違えば音も別人!
テレキャスターの気分屋っぷりを存分に味わったところで、次回第三回はその構造に迫っていきます!
それではまたお会いしまShow!!